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Vana'diel Clock 制作2

このエントリーは2006年6月頃『0から独学ではじめる電子工作』に書いたエントリーを再構成してます。当時とは現在と状況が違う事がありますので、所々補足しています。

回路設計

まずは回路図を作成します。
このとき使ったソフトはCadSoft社の"Eagle"を使用しました。
日本語版は無いのですが、外国の格安プリント基板作成メーカーにこのファイル形式でそのまま発注できるので、日本でもユーザが多く、個人の関連ページも簡単に見つかります。
他にも有名な国産のフリーソフト"BSch"もありますが、プリント基板を作る野望もあるので、"Eagle"を使うことにしました。(手で作ったやつは、すぐに配線が切れそうで頼りないです。)

・設計した回路図

始めに、JP4の部品は気にしないでくださいw
電源は手っ取り早くUSBから5Vを取る事にしました。PAD1の1.5VはIC2のRTC時計用の電源です。
電源が切れると時計が止まってしまいますので、ボタン型電池(LR44)から取る事にしました。時計機能自体は1.0V以上で動くそうです。
IC1はPIC18F252です。電力を節約したいので、足るべく遅いオシレータを使おうとしたのですが、スピードの見当がつかないので、8MHzを使うことにしました。結構中途半端だったかも。
PORTBをLCD(JP2)へ接続しています。配線はFED-Cのマニュアルに沿って以下の様に接続しました。
マイクロチップテクノロジー純正のCコンパイラでも同じような機能があり、この配線でも使えます。)
 RS  B1
 R/W B2
 E   B3
 D4  B4
 D5  B5
 D6  B6
 D7  B7
今回は4行のLCDを使う予定ですが、2行のものも使えるようにJP1で電源の+−を入れ替えることができるようにしました。
4行のものと2行のものは+−が逆なのです。
RTCへはSDAとSCLを接続しました。
リセット端子は100KΩの抵抗で5Vに接続しました。なぜ100KΩかというと、他のページでも100KΩが多かったからです。
22KΩも多かったのですが、抵抗が大きい方が消費電力が小さくなると思いました。こんな考えでいいのでしょうかねぇ・・・
PORTCの6・7番にタクトスイッチを100KΩの抵抗でプルアップして接続しています。ここの100KΩも聞かないでください・・・
まだプルアップの事がよく理解できてないのですが、PORTB以外は抵抗をかまして電源に接続しないとI/O状態が感知されないみたいです。
PORTBは内部でプルアップされています。(設定でOFFにもできます)

ここで1つ重大なバグを発見しました!
PICの8番ピンをGNDに接続するのを忘れてしまいました。回路図は切れてますが、必ず接続してください。
実はもうプリント基板を発注してしまいました orz
手で作った試作品は接続されてるのに・・・

他のHPで紹介されている色々な作品を参考に設計してみましたが、何とか動いているようです。

組み立て

いよいよ組み立てです。
まずは道具の紹介をします

はんだこて
なるべくこて先の細いやつが使いやすいです。
電子部品の場合はワット数の大きいものはなるべく使わない方がいいみたいです。
太陽電気産業の22WタイプのCXR−30を購入しました
http://www.goot.co.jp/detail.html

はんだ
特に説明することは無いですが、細い方が使いやすそうです。1mmのものを使うことにしました。

はんだ吸い取り機
これは面白いですw
始めは失敗が多いので結構やり直すことが多いです。
はんだ吸い取り線と言うものもあるのですが、こちらの方がよさそうです。

すずメッキ線
配線時に使います。絶縁処理が行われてないので、交差させるとショートしてしまいます。

ポリウレタン線
表面が絶縁処理されていて。配線部は半田の熱で溶けるようになっています。大変便利なのですが、こて先にかすみたいなのがたまるので、手入れをしましょう。

・作成開始!

組み立てます。回路図にそって組み立てていきます。
ユニバーサル基板に部品をはんだ付けして配線するだけなのですが、結構時間がかかりました。
はんだこてなんか中学の授業で使った以来記憶がありません。
思い切って裏面も晒しますが、下手だと言う突っ込みは無しでお願いします。もう十分にわかってます。
何気に3回ほどやり直してやっと完成しました。
PICとRTCは何回でも取り外しができるようにソケットを使ってます。
LCDも取り外しができるようにピンヘッダとフレームを使ってます。(こちらは付属してました。)

とりあえず出来上がった写真

裏面

LCD装着