電子趣味の部屋

電子系のガジェットやアプリ開発等の趣味の話題を書いてます

Roland SC-8820

実家に置いてあるものを整理してたらRolandのSC-8820を見つけました。
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以前SC-88Proを持っていることを書きましたが、
購入前の時期(東方とかニコ動文化の全盛期だったかな?)にSC-88Proが中古でも価格が再上昇した時期にSC-88Proの代わりに購入したものです。
オークションでSC-88Proが3万円だった頃に2万円以下で買ったと思います。

SC-8850をグレードダウンさせたような機種ですが、88Pro以前用のデータの再現性は8850よりも高いようです。
本来USBバスパワーで動作するのですが、所有している個体は毎回30分ほどで音が鳴らなくなるのでACアダプタで動作してました。

サイズ的にもコンパクトなので、普段はしまっておいて使用するときだけ接続するような使い方ではお勧めできる機種だと思います。

パート数:32
最大同時発音数:64
音色数:1608
ドラムセット:63
音色マップ:4(SC-55/SC-88/SC-88Pro/SC-8820)

KZ S1 私的レビュー

KZ AS12と一緒にKZ S1も購入していました。
こちらは音楽用というより、PCで使うことを目的に音質はそんなにこだわらないので低価格のKZ S1にしました。

ドライバは片側1BA+1DDの構成です。
同シリーズとされている1DDのKZ S1Dは低音が強いということで、KZ S1を選びました。

NUARL N6 Proと比較すると明らかに音質や接続の安定性は劣りますが、それ以前に低価格の機種をいつか試したときの物よりは結構良くいです。さすがにKZと言ったところでしょうか

音の傾向は典型的なやや低音よりのドンシャリ型で、KZ ZSTと似ているように感じました。
ただ聴こえる範囲内で超高音や超低音は伸びがあまり感じなく、この価格帯での限界と感じました。

ワイヤードイヤホンと同様にTWSも低価格の物の中では音質はKZのものが頭一つ飛び抜けていていると思います。

KZ AS12 私的レビュー

久しぶりにKZのイヤホンを買いました。
今回はKZ AS12です。

しばらくイヤホン沼が落ち着いて好きなものを数個だけ残して安定していたのですが、ゴールドの外見に惹かれて買ってしまいました。

ドライバは片側6BAの構成です。
箱出し後はゴチャゴチャした感じでしたが、一晩エージングしたら落ち着いてました。
やはりKZのドライバは一晩程度のエージング効果はあると思います。
今回もKZらしいドンシャリ傾向です。最近のKZは低音が強い印象で個人的にはあまり好きではなかったのですが、少し抑えられた感じです。それでも他の音域と比較すると強めに感じます。
高音も刺さりは感じません。だからと言ってこもることも無く今まで経験したKZの中でもクリアだと思います。

KZ AS16より後発のせいか、KZ AS16よりもドライバ数が少ないもの、より混ざりも無く音が分離されているように感じます。

気が付けば1年近くKZのイヤホンを買ってなかったのですが、全体的に品質の向上を実感しました。

FPGAで遊ぶ 基本編

今回は比較的入手しやすいDE0-CV 開発キットを使用して解説します。
これは INTEL (ALTERA) のFPGAのCyclone Vを搭載した入門用FPGA開発キットで、ボタンやVGA出力等の豊富なI/Oが初めから搭載されています。

ハードウェア記述言語はVerilog HDLを使用します。
今回は機種依存の書き方はしないので、基本的にXILINXや他のFPGAでもそのまま使用できます。
INTEL (ALTERA) のFPGAは開発環境としてQuartusを使用します。ここではQuartusの使用方法やピンの配置方法は説明をしません。

単純な回路の例

まずはVerilog HDLのソース

module sample01(LED, KEY);

    input [3:0] KEY;
    output [3:0] LED;
	 
    assign LED[3] = KEY[3];
    assign LED[2] = KEY[2];
    assign LED[1] = KEY[1];
    assign LED[0] = KEY[0];

endmodule

このソースの意味はKEYを入力に設定、LEDを出力に設定、KEYとLEDをそれぞれ接続しています。

ソフトウェアのプログラム言語に慣れていると「LED[3] = KEY[3]」を実行した後に「LED[2] = KEY[2]」が実行されてるように思いがちですが、このソースの場合はLEDとKEYをそれぞれ論理的に配線をして、リアルタイムに電気が流れます。

DE0-CVの場合のピン配置を下の様に設定してください。

Node Name Location
KEY[3] PIN_M6
KEY[2] PIN_M7
KEY[1] PIN_W9
KEY[0] PIN_U7
LED[3] PIN_Y3
LED[2] PIN_W2
LED[1] PIN_AA1
LED[0] PIN_AA2

これをDE0-CVで実行した場合は4個のLEDが点灯されていて、タクトスイッチを押すと対応するLEDが消えると思います。
タクトスイッチを押してLEDが消えるのは、タクトスイッチがプルアップされているからです。普段は電気が流れていて、ボタンを押すと電気がGNDに流れるのでOFFになります。

ソフトウェアで処理する場合はクロック等を上から順番にトリガーにしてタクトスイッチの状態を順番にLEDに渡すようなイメージですが、ハードウェアで処理する場合は単なる配線なので常に同時に電気が流れてリアルタイムで同時に処理ができます。例えばGPU等の様にソフトウェアで処理できることもあえて専用のハードを使う意味が分かりますね。

YAMAHA MU2000

前にMU1000を持っていることを書きましたが、スマートメディアがあれば単体でMIDIを演奏できるのに憧れて、MU2000を入手してしまいました。

MU1000入手当時は少し安いからと思って選んだのですが、実はずっとモヤモヤしてました。
オークションで15,000円程です。MU1000はそのままオークションに放出して10,000円程で落札されました。手数料と送料を考慮すると8,000円くらいの差額でした。
メディアプレイヤー機能とサンプリング機能が追加されている以外はMU1000を同じです。

MU1000の時と同様にExtended Editionにアップグレードしたので、GSモード時にはGSマークが表示されます。
Windows10 64bitでもMU2000 Extended Edition R1 アップデータ for Windowsでアップデートできました。(自己責任でお願いします。)

MU2000

パート数:64
最大同時発音数:128
音色数:1396
ドラムセット:58
エフェクト:リバーブ18タイプ、コーラス20タイプ、バリエーション97タイプ、インサーション1〜4各97タイプ、EQ4タイプ

作りながら覚える 3日で作曲入門

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低価格FPGA開発ボード ALTERA Cyclone IV

型番不明。
複数のショップやブランドで同じボードが売られています。
Aliexpressで低価格なFPGA開発ボードを見つけたので買ってみました。

ダウンロードケーブルも付属して、送料込みで3,300円くらいです。

6272LEのCyclone IV (EP4CE6E22C8N)搭載で、8MBのSDRAMVGAPS/2他色々ありLE数の関係でMSXは無理ですが、簡単な実験や遊びはできそうです。
ダウンロードケーブルはUSBブラスター互換なので、色々使えそうです。

ネットで仕様書が見つからなく、売り主に連絡したら送ってくれました。

自分のメモも兼ねてピン番号を書いておきます。

RESET button 25
FPGA_CLK 23

Keys

KEY1 88
KEY2 89
KEY3 90
KEY4 91

Buzzer

beep 110

Dial switch

ckey1 88
ckey2 89
ckey3 90
ckey4 91

LED

led1 84
led2 85
led3 86
led4 87

UART

UART_TXD 114
UART_RXD 115

IIC

SCL 112
SDA 113
I2C_SCL 99
I2C_SDA 98

PS2

PS_CLOCK 119
PS_DATA 120

IR

IR 100

VGA

VGA_HSYNC 101
VGA_VSYNC 103
VGA_B 104
VGA_G 105
VGA_R 106

LCD 1602 12864

LCD1 RS 141
LCD2 RW 138
LCD3 E 143
LCD4 D0 142
LCD5 D1 1
LCD6 D2 144
LCD7 D3 3
LCD8 D4 2
LCD9 D5 10
LCD10 D6 7
LCD11 D7 11

Digital tube

DIG1 133
DIG2 135
DIG3 136
DIG4 137
SEG0 128
SEG1 121
SEG2 125
SEG3 129
SEG4 132
SEG5 126
SEG6 124
SEG7 127

SDRAM

S DQ0 28
S DQ1 30
S DQ2 31
S DQ3 32
S DQ4 33
S DQ5 34
S DQ6 38
S DQ7 39
S DQ8 54
S DQ9 53
S DQ10 52
S DQ11 51
S DQ12 50
S DQ13 49
S DQ14 46
S DQ15 44
S A0 76
S A1 77
S A2 80
S A3 83
S A4 68
S A5 67
S A6 66
S A7 65
S A8 64
S A9 60
S A10 75
S A11 59
SD BS0 73
SD BS1 74
SD LDQM 42
SD UDQM 55
SD CKE 58
SD CLK 43
SD CS 72
SD RAS 71
SD CAS 70
SD WE 69

MSX パーフェクトカタログ買いました

パーフェクトカタログシリーズは全て持ってるのですが、一番待ち望んだものが発売されました。
MSXパーフェクトカタログです。

ゲーム機のゲームは他にもカタログ的な書籍はあったのですが、MSXは初めてではないでしょうか?

ハードとソフト両方が全部掲載しており、非常に満足できる内容です。

MSXパーフェクトカタログ (G-MOOK)

MSXパーフェクトカタログ (G-MOOK)

  • 発売日: 2020/05/28
  • メディア: ムック