電子趣味の部屋

電子系のガジェットやアプリ開発等の趣味の話題を書いてます

PC-9801のこと

子供が大きくなると子供の物も増えるわけで、PC98関連の物を本体、ソフト、周辺機器を含めて一式処分してしまいました。
本体だけならまだしも、周辺機器、ソフトや書籍を含めると結構な場所を取ってました。
PC-486noteだけでも置いておこうとも思いましたが、液晶やコンデンサのメンテナンスが面倒なので、まだ動作しているうちに売却しました。
MSX2台は置いておきます。

過去にも書いた記事ですが、色々と書きたいことも増えたため、加筆・修正します。

パソコンはMSXから入ったので、16ビット機は非常に憧れていました。

PC98を入手したのは大学の入学祝として親に買ってもらったPC-9801BXでした。

ちょうどコンパックショックの時代で、対抗して低価格で販売したFELLOWシリーズの初代です。
当時のPCはメーカーの小売希望価格は高めに設定されいて、実売価格は意外と低かったのを覚えています。
PC-9801BXも218,000円だったのを128,000円で買いました。モニターを合わせても20万円以下だったと思います。
当時はバイトもしてある程度小遣いにも余裕ができたので、HDDや86音源を増設したり、メモリやODPを足したりして無理やりWindows95まで延命してました。

当時近所の立川にはフォーネクストというPCショップがあり、Windowsが主流になるまではほぼPC98専門店でした。
店舗スペースから実機の展示は少なかったですが、周辺機器とソフトは豊富で価格も秋葉原並みでした。
本体は別の店で購入しましたが、ソフトや周辺機器はほとんどこの店で購入しました。

この頃からQuickBasicやQuickCで本格的にプログラミングを始め、簡単なゲームやツールを作ってNiftyに登録したりしてました。
例のパズルゲームもあります(今でもベクターにあります)。

当時ベクターはダウンロードサイトではなく、定期的にフリーソフトやデータを集めてCD-ROM付き書籍として出版してました。
毎回収録されたソフトの作者には見本誌が送られて来てました。このCD-ROMを読むためにCD-ROMドライブも購入しました。

ゲームはティル・ナ・ノーグやウイニングポスト、ダービースタリオン98、太閤立志伝、信長の野望シリーズ、三國志シリーズ、フロンティアユニバース、レジオナルパワーシリーズ、ウィザードリィ5、トキオ1,2、A3,4を主にやってました。
他にも思い出せないものがありますが、別にゲーム機にもあるものはゲーム機の方で遊んでたので、改めて思い出してみると案外少ないですね。当時PCではプログラミングやフリーゲームを主にやってました。

3年ほどでメモリ14.6MBでWindows95を使うのは限界を感じDOS/V機を自作しました。

その後1年はゲームのために置いておきましたが、全く電源を入れなくなり最後には知人に譲ってしまいました。

MSXと並んでPC98もそんなに長い期間使ってたわけではありませんが、学生時代に触ったPCには思い入れがあります。

過去記事にも色々書いてる通り、ティル・ナ・ノーグとフロンティアユニバースを何度も遊んでました。お勧めのゲームです。
blog-e.uosoft.net

レーザー彫刻機 WAINLUX K8

子供が大きくなると子供の物も増えるわけで、PC98関連の物を本体、ソフト、周辺機器を含めて一式処分してしまいました。
資金を得たのと、家族も前から気になっていたレーザー彫刻機を購入することにしました。

今回購入したのは WAINLUX K8 で、10Wのモデルです。

レーザー彫刻は焦がしながら彫刻や切断をするので煙が出たり焦げ臭がするらしく、空気清浄機が欲しかったのですが、Amazonにはなかったので、購入はWAINLUXの公式サイトから購入しました。
空気清浄機と一緒にだと割引があったので、セットで約72,000円で購入できました。
紹介クーポンがもらえたので、有効期限がいつまでかわかりませんが書いておきます。

WAINLUX公式ショップ
クーポンコード($30オフ) : WLK20240001UO

初めはお試しで2万円前後のもので良いかと思いましたが、3Dプリンターの時のことを考えると、初めからある程度性能の良い機種にすることにしました。
Youtubeや各種ブログ等を参考に評判の良い安全性の高い密閉型のWAINLUX K8にしました。
他の同価格帯の機種と比較しても15000mm/minと速度も速く、精度も0.01mmと高いです。

ソフトは標準でCutLabXが使用でき、本体の設定もこのソフトから行う他、基本的な図形や文字や画像の配置、彫刻の実行を行います。
他にもLightBurnやLaserGRBLが使用できるようですが、有料なのでもっと使うようになれば試してみたいと思います。

セットアップも一通り終わり、色々と試してみました。
この機種の特徴してカメラが内蔵されており、印刷物の位置を確認しながら配置することができます。

これを実行した結果です。(速度10000mm/min,出力80%)

写真では伝えにくいですが、線もシャープで滲みも無く、くっきり出力されてます。

色々お試し素材があったので他にも試してみました。
色付き膜でコーティングされた名刺サイズの金属板(速度8000mm/min,出力100%)

反射してるので写真ではわかりにくいですが、非常に美しく出力されてます。

CutLabXはストア機能もあり、彫刻データが販売されていていくつか無料のものもあります。
無料の飛行機を作ってみました。

組み立てるとこうなります。

UVレーザーは透明なアクリル板は光が通過してしまい彫刻や切断ができないようですが、マスキングテープを貼ったり表面を黒く塗ったりすると何とか彫刻はできるようです。
透明アクリルへの彫刻はやりたいことなので、方法がわかり次第紹介したいと思います。

Wi-fiの設定とカメラのキャリブレーションにはてこずりましたが、下のサイトを参考にしました。
aruyouna.com
aruyouna.com
それ以外は思ったより簡単で、3Dプリンターよりも簡単に使い始めることができました。

レーザー彫刻機のレビューの動画やブログを見てると結構そのまま使用してますが、結構煙や焦げ臭が充満します。
室内で使用するときは空気清浄機は必須だと思います。
初めは早く使いたくて空気清浄機は後でいいやと思って箱に入れたままでしたが、ちょっと舐めてました。

WAINLUX K8は2.5W,5W,10Wと出力の違いで3モデルあるのですが、今回は10Wを選びました。
色々やってわかったのですが、素材によって出力量とスピードを調整します。
対応してる素材であれば同じ設定でできると思いがちですが、そういうことではありません。
例えば10Wモデルでは速度15000mm/min、出力100%で彫刻できるする場合、同じことをするには5Wの機種では速度10000mm/min、出力100%と速度を落とすことになります。
木材しか扱わないから2.5Wのモデルにしようとは思わずに、金額的に余裕があれば出力の大きい機種をお勧めします。

Raspberry Pi Pico 2 (RP2350搭載)を入手しました

Raspberry Pi Pico 2が発売したので、購入してみました。

購入はPIROMONIでRaspberry Pi Pico 2と一緒に小型のTiny2350も購入しました。

ArduinoでのC/C++環境ではボードマネージャでRP2350で検索してもまだ見つからないのでPythonで動かしてみましたが、今までのコードもそのまま実行できました。
まだ速度が必要なものは試してないので、そんなに違いは判りません。

MicroPythonのファームウェアの入手先はこちらです。
https://micropython.org/download/RPI_PICO2/

簡単にRaspberry Pi Pico 2の仕様です。

外形寸法 21 mm × 51 mm
CPU デュアルArm Cortex-M33 or デュアルRISC-V Hazard3プロセッサ@150 MHz
メモリ 520 KBオンチップSRAM、4 MBオンボードQSPIフラッシュ
インターフェース 26 x 多目的GPIOピン(ADCとして使える4ピン含む)、USB Micro-B、デバッグピン(SWD)
ペリフェラル 2 × UART
2 × SPIコントローラ
2 × I2Cコントローラ
16 × PWMチャンネル
1 × USB 1.1コントローラ&PHY(ホスト/デバイス両対応)
12 × PIOステートマシン
入力 1.8~5.5 V DC
動作温度 -20℃~+85℃

コアはArmとRISC-Vの2個ありますが、同時に使用できないようで実行するバイナリによって切り替えるようです。
Armコアが Cortex-M33 になったことによってFPUが搭載されました。これで自作音源も作りやすくなりました。DSPも搭載されているので、使いこなせれば色々できそうです。
これだけ性能が上がっても消費電力も低くなったようです。

同時使用できないRISC-Vのコアも搭載した目的がよくわかりませんが、将来的にオープンソースでライセンス料のいらないRISC-Vに移行していくのではないかと個人的に予想しています。

あると便利なデジタル顕微鏡

動画で基板へのはんだ付け作業にデジタル顕微鏡を使っているのを見て、これは便利そうだと思い買ってみました。
実際に購入したのは、デジタル顕微鏡G1000です。
Aliexpressで金属プレートの方を選択し、送料無料で約6,000円でした。

はんだ付けの際にプラスティックのプレートでは溶けないか心配で金属プレートの方を選択しました。
AmazonではKoolertron デジタル USB 顕微鏡 4.3インチLCDマイクロスコープが同型だと思われます。ただこちらはプラスティックのプレートのようです。

この機種を選択したのは常備して普段から使うわけではないので小型の方が良いと思い4.3インチにしました。同サイズの中ではこの機種が一番画素数が多く(公称8Mピクセル)金属プレートが選べたところです。

MicroSDのスロットもあり、画像や動画として保存できます。画像サイズは1280x720で、動画は720pで録画されます。
また、USBでPCに接続でき、0.9MP,720pのUSB CAMERAとして認識されました。

倍率は1000倍と書いてありますが、金属の定規で試したところ、1mmのメモリが本体の画面上では2.5cmで25倍ほどでした。デジタルズーム機能で4.5cmになりました。

このファイルをPC上で等倍で表示すると、23.8インチ1920x1080のモニタで9cmでした。

倍率を上げるほどカメラを被写体に近づけることになるのですが、はんだ付け作業はそんなに倍率はいらないので、十分作業空間を確保することができました。
プレートから8cmほど上げた場合の作業イメージです。

ここでちょっと面白いものを見ることができました。
液晶画面の構造がわかるくらいに見ることができたので、載せておきます。
全て画面上の白の部分です。

Nintendo Switchの液晶モデル

Nintendo Switchの有機ELモデル

iPhone15

Nintendo Switchはよく見る液晶画面の仕組みそのままの配置ですが、有機ELはSwitchとiPhone15で違うことがわかりました。

安いモデルでもここまで実用的に使えて色々遊べるので、良い買い物だと思いました。

低価格で高音質な小型スピーカー FUNLOGY Speaker

10年以上PC(PCモニター)に接続するスピーカーとして YAMAHA NX-50 を使用してたのですが、ついに3か月ほど前に片方から音が出なくなってしまい故障してしまいました。
その後、もっと省スペース化したくて小型スピーカを色々試してたのですが、この手のものは低音が弱かったり高音がカサカサしたりとなかなか良いものが無く、BenQ EW2880U内蔵のものの方が良かったりしました。
それなりに音量を上げれば良いのですが、PCから直接聞くときは近いので音量を下げることが多く、どうしても低音と高音が弱くなってしまいます。

そこで行き着いたのが FUNLOGY Speaker でした。

サイズ:幅69 mm × 奥行132 mm × 高さ108 mm
重量:260 g (片方のみ)
出力:総合 14W (7W x 2 )
入力インピーダンス:3.2 Ω ×2
パッシブラジエーター型
音量調整ダイヤル

音量が小さくてもしっかり低音から高音まで無理無くならしてくれます。
音質としても合格点と言ったところで、高音質というわけではありませんが、BenQ EW2880Uと同じく満足できるレベルの音質です。
全体的な音量は少ないので、大音量で聞くときには向いてません。
給電はUSB(5V)です。他のUSB給電にありがちな電源タップに直接つないだ場合はノイズが乗ったりすることは、ありませんでした。

近くでボリュームを絞ってい聞いていたので YAMAHA NX-50 の時も本来の能力を発揮していませんでした。
この音量で聴く限りでは YAMAHA NX-50 と同等の音質だと思います。

快適な低価格10.5インチAndroidタブレット Headwolf HPad5

書籍が増えてくるとあまり使わないけど置いておきたい本は電子化しています。
今まで電子化したものは256GBのiPad Proに入れてたのですが、空き容量が少なくなってきたので新しく10インチ以上のタブレットが欲しいと思ってました。
ただiPadは高価で、3年前のiPad ProとはいえApple M1は現在でもアプリの動作は十分快適なのでこのまま使いたいと思い、電子書籍専用にするためのMicroSDカード対応で低価格なAndroidタブレットを購入することにしました。

安く済ませるにはUnisoc T616等の機種は1万円台前半からありますが、数年使用するつもりなのでALLDOCUBE iPlay 50 Mini Proと同じMediaTek Helio G99の機種をターゲットにしました。

今回購入したのは、Headwolf HPad5です。

購入時(2024年9月10日時点)で29,999円-クーポン6,000円=23,999円でした。

もう少し安いALLDOCUBE iPlay50 Pro NFEとも迷ったのですが、
1.少しでも長く使用するため最新のAndroid14を採用
2.スピーカが4個あり、縦横どちらの表示でも左右から音が聞こえる
3.充電が早い
4.スリープ解除時に顔認証が可能
の理由でHeadwolf HPad5にしました。

ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Proと同じように、タッチセンサーの感度やタッチ切れ、スペックの割にはホームやブラウザの動きが悪い、充電が遅い等の懸念点は無くタブレットとして普通に使えます。
セキュリティレベルがWidevine L1なので、Prime VideoやNetflix等でも高画質で再生できます。
最近は評判の良い中華タブレットは結構普通に使用できるようになったと思います。(ノーブランドはまだ信用してません)

専用ケースも一緒に購入しましたが、iPad専用ケースと同じように蓋を閉じると自動でスリープになり、この点も他の低価格タブレットと違い良い点でした。

三國志の話

以前、信長の野望の話を書きましたが、今回は三國志の話です。
MSX2で信長の野望全国版を遊んだ後、次に遊んだのが三國志でした。

信長の野望全国版では大名しかいなかったのに、三國志では武将がいることに衝撃を受けました。
ただこの頃は信長の野望全国版と比べて複雑で難しく感じました。
本格的に面白くなったのは2からです。
2と3はSFCで遊んだのですが、この頃に三國志が好きになり、吉川英治の三国志も読みました。
最近また読みたくなり、kindleで三国志全八冊合本版を買いました。

4以降は全てPCで遊んでます。
たまにゲーム機でも遊んでましたが、レスポンスが気になって結局PCで買いなおして遊んでました。
2からは全て1度は全国制覇までしてたのですが、14は久しぶりに途中で飽きてしまいました。
システムは面白かったのですが、兵站システムが原因で面倒なことが増え、戦闘も長くなってしまいました。

シリーズの中で特に好きだったのが5と8で、何回も遊んでました。
三國志8 Remakeが今年発売するようで、期待してます。