電子趣味の部屋

電子系のガジェットやアプリ開発等の趣味の話題を書いてます

OneChipBook (MSX BOOK) 修理(液晶交換、ノイズも消えた)

OneChipBook(MSX BOOK)ですが、1週間ほどで液晶のバックライトが消えてしまいました。
良く見ると薄っすらと見えるので、どうもバックライトが点灯しなくなったようです。

購入したショップ(Aliexpressの8086 Store)に連絡したところ、
「わかりました、私たちはこれまでこのような問題を2回受け取ったことがあり、それはバックライトと液晶ディスプレイの距離が近すぎるによるものである。私たちを許すことができる再あなたは輸送lcdコンポーネントセットか、ケースが含まれています。取り外しだけ設備の底部のねじを交換できるように、溶接などの複雑な仕事をする必要はありません。」
(自動翻訳)
とこのとなので、液晶部分(外装を含む)を送ってもらえることになりました。

1週間ほどで届きました。

外装は液晶周りだけでなく、ヒンジに繋がっているキーボードの上蓋部分まで含まれてました。

本体は裏にあるネジを10本外すと簡単に開けることができました。

これにスピーカー付近にあるコネクタに液晶のコネクタを接続して、送られてきた部分をそのまま被せてネジ止めするだけでした。


無事に表示できました。

以前はスピーカーから「ジー」とノイズが鳴ってたのですが、そんなに大きい音ではなくノートPCの動作時のファン位なので、そんなに気にせずに使用してました。
液晶交換すると電源をオンにした瞬間以外はノイズが消えて解消しました。
音源周りの作りの問題だと思ってましたが、どうも液晶から発生してたようです。

結果として液晶も改良されたものに交換できたので満足です。

常時稼働の自宅サーバを AOOSTAR G5 AMD Ryzen 7 5825U に変更しました

常時稼働の自宅サーバを AOOSTAR G5 にしました。

クーポンを使って4万円を切るくらいで購入できました。
頻繁にクーポンやタイムセールが実施されてるので、同程度の価格で購入できると思います。

自宅サーバNASを1台にまとめたいと思いました。
はじめは自宅サーバでsambaをセットアップしようと思いましたが、2TBのSSDを追加で購入してセットしようとしたところ、CHATREEY AN2Pの2個目のスロットは2242サイズでした。購入したのは普通の2280サイズでした。
どうしようか色々考えましたが、最終的に新しい機種を購入し、NAS部分はWindowsの共有フォルダの機能を使い、今までのサーバ部分は仮想化することにしました。
仮想化するならHyper-Vを使いたい、リモートデスクトップ接続したいのでWindows Pro搭載の物が良い、コア数(スレッド数)も多い方が良い、性能と消費電力と価格を考えると Ryzen 7 5825Uが良い、という条件で探してAOOSTAR G5 にしました。

メモリとSSDは前のサーバで使用してたもの(RAM64GB,SSD2TB)を使うので、今回は選択できる最低限のもの(RAM16GB,SSD512GB)にしました。RAM32GB,SSD1TBのモデルもあります。
WindowsはSSD交換前にセットアップし、Double Driverでドライバをバックアップしたあと、SSD交換後にクリーンインストールしてドライバをリストアしました。

旧サーバと同じUbuntu環境をHyper-Vの仮想環境として一通りセットアップしてマイクラサーバ、パルワールドサーバ、Arkサーバを試したのですが、特にラグは無く、旧環境と同じように問題無く動作してます。

消費電力ですが、はじめはWindowsのアイドル時に15Wで少し高いなと思ってましたが、電源モードを”最適な電源効率”、省エネ機能をオンにすると、10W前後になりました。

この状態でも、特に体感上動作が遅くなったりすることは感じられません。
仮想環境のサーバを起動しててもアイドル時は10W前後で変わりませんでした。旧サーバとNASもアイドル時は同じくらいの消費電力でしたので、この点でも1台にまとめてよかったと思います。
仮想環境上でmincraftのサーバ、2種類(Java,Bedrock)、パルワールド、ARKのサーバを同時に起動してる場合はアイドルでは10W~12Wでした。CHATREEY AN2Pの時よりも下がってます。
パルワールドやARKで実際にログインして遊ぶと20Wを超えることもありますが、30Wは超えなさそうです。
Windows上でブラウザやオフィス等の通常のソフトを使用したり動画を見たりすると、20Wを超えますが概ね30W以下で動作してます。

NASのバックアップはコマンドを書いたバッチを作り、それをWindowsのタスクスケジューラに登録しました、
バッチの内容

robocopy D: F: /mir /DCOPY:DAT  /XD "System Volume Information" "$RECYCLE.BIN" "desktop.ini"

Dドライブが共有フォルダを作ってあるドライブ、Fドライブがバックアップ先の外付けHDD、"System Volume Information" "$RECYCLE.BIN" "desktop.ini"は除外。

一通り考えてたものが実現できたわけですが、AOOSTAR G5は普通に使用しても良い機種だと思いました。
CPUはZEN3コアで8コア16スレッドです。
前面にUSB-Aが2個、USB-Cが1個あり、普通に使いやすい、さらにoculinkまで搭載している。
ファンも静か。(ゲーム等もっと負荷をかけるとある程度うるさくなる)

この位のスペックがあれば、3DゲームやAI関連の処理をしない限り現在でも快適です。

OneChipBook (MSX BOOK) 入手しました

OneChipBookを入手しました。

初回販売時はMSX BOOKという商品名でしたが、現在はOneChipBookになってます。

こちらはファームウェアは無い素のFPGAボードでなので、自分で書き込む必要があります。
FPGAに書き込む際に必要なUSB Blasterも付属されてました。

ただ、こちらはAliexpressやAmazonで出回っている中華格安品でものによっては純正ドライバでは認識しない等の問題もあるようです。
こちらはおまけ扱いで基本的には付属していないようです。
もし付属していなかったり、問題のあるもので使えなかった場合は別に用意する必要があります。
ALTERA純正は高価なので、WAVESHAREの物をお勧めします。

WAVESHARE USB Blaster V2 ダウンロード ケーブル
こちらは使用頻度は低いですが、数年使用して問題無く安定してます。

今回ファームウェアはOCM-PLDを使用しました。
https://gnogni.altervista.org/
OCM-PLD Pack v3.9.1 (2022.11.27)

書き込むツールはALTERA(Intel)純正のツールを使用します。
Windows 用 インテル® Quartus® II Web エディション・デザイン・ソフトウェア・バージョン 13.1
USB Blasterのドライバーも含まれます。

書き込み方法は、OneChipBookの電源を入れた状態でUSB BlasterとPCを接続します。
Quatus Prime Programmerを起動します。
[Add File..] でOCM-PLDのアーカイブファイルを展開した中の ocm-pld v3.9.1\firmware\1chipmsx_us_layout\single_epbios_msx2plus_backslash のフォルダにある「recovery.pof」を開きます。

画像の様に[Hardware Setup...]で USB-Blaster を選択、Modeで Active Serial Programming を選択、Progrm/ConfigとVerifyの列を全てチェックして[Start]を押下すると書き込みが始まります。

書き込み完了後OneChipBookの電源を入れなおすとMSXとして起動するはずです。

SDカードはディスクドライブとして認識してます。
FAT16でフォーマットすればBASICでSAVE/LOADできました。
MSX-DOSはFAT12なので、FAT16を使用可能にするパッチをあてたりテクニックが必要になります。

どうせならNextorを使用したいと思いました。
Konamiman's MSX Page
Nextorhttps://www.konamiman.com/msx/msx-e.htmlはMSX-DOSを拡張したOSでFAT16のサポートや様々な機能が追加されてます。

Nextorを使用する際に良い方法がありましたので、こちらに書きました。
blog-e.uosoft.net

NextorはMSX-DOS.SYSを入れ替えるだけでは使用できず、ROMも必要になります。
pofを再構築したり、起動時にSDカードから読む方法もあるみたいですが、詳細な手順がわからずといった状態です。
そこで過去に作成したMega Flash ROM SCCを使用することにしました。
blog-e.uosoft.net

Nextorのサイトにある MegaFlashROM SCC+ SDのNormal version (For MegaFlashROM with 1 SD card slot) をMSX実機でMega Flash ROM SCCに書き込みました。
このROMをセットした状態でFAT16でフォーマットした2GBのSDカードにNEXTOR.SYSのFull version (NEXTOR.SYSにファイル名を変更)とCOMMAND 2.44 by TNICOMMAND2.COMをコピーして起動すると無事にNextorが起動しました。

自分はFPGAも使ったことがあるし、MSXでも色々してたので何とか一通りのことができるような環境にできましたが、これから手を出そうとする人は苦労すると思います。
ファームウェアを入れるところまでなら他のブログやサイトで詳しく説明をしているところもあるのでROMのゲームを遊ぶところまでならなんとかできると思います。
ディスク版のゲームまで遊ぼうとした場合にNextor等が必要になりますが、EMU FDCは使用できたので、このようなツールがあればディスク版のゲームを遊ぶことができます。

残念なことに MegaFlashROM SCC + SD は使用できませんでした。

シグナルジェネレータ UNI-T UTG932E

オシロスコープ (RIGOL DHO802)プログラマブル波形発生器 (AD9833) で遊んでると、既製品としてのシグナルジェネレータ(信号発生器)が欲しくなったので、UNI-T UTG932Eを購入しました。

Aliexpressで約22,000円でした。

もっと安いのでも良かったのですが、
画面がある程度大きいのが良い。
下に置いて上から覗きこむようにして使うので、各端子が横にある方が良い。
という条件で探して、この機種になりました。

最大周波数(サイン波)が60MHzのモデル(UTG962E)と30MHzのモデル(UTG932E)があるのですが、今回は30MHzのモデル(UTG932E)の方を購入しました。

主な仕様です。

Channel 2
Max frequency 30MHz
Sampling rate 2億MS/秒
Vertical resolution 14 bits
Waveforms 正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、ノイズ波、DC、任意波
Sweep modes 対数、線形
Sine 1μHz~30MHz
Square 1μHz~15MHz
Ramp 1μHz~400kHz
Pulse 1μHz~15MHz
Arbitrary 1μHz~10MHz
Resolution 1μHz
Display 4.3型TFT液晶(480×272)
商品のサイズ 172mm×90mm×68mm

まだ使用方法は把握してませんが、任意の波形を定義しての出力もできるようです。

試しに波形のサンプルです。

サイン波は基本となる波形のせいか最高30MHzでも綺麗に出力されます。

1MHz

100KHz


矩形波は最高15MHzでは割と緩やかになってしまいました。

1MHz

100KHz

三角波は最高400KHですが、安定してます。

100KHz

シグナルジェネレータはオシロスコープよりさらに使用頻度は低いのですが、こちらも故障するまで何年も使うと思うので、少し高いなと思いつつも満足できるものを選択して良かったと思います。

グラディウスの話

今回はグラディウスの話です。

先日のNintendo Directにて グラディウス オリジン コレクション の発売が発表されました。

コレクション用にSwitchのパッケージ版を予約しましたが、Steam版も購入する予定です。

今回の話は過去にも書いた記事ですが、色々と書きたいことも増えたため、加筆・修正します。


グラディウスは近くのおもちゃ屋兼駄菓子屋のゲームコーナーにありました。はじめて見たときは衝撃的でここまでグラフィックが綺麗で多彩なパワーアップ要素のあるシューティングゲームは見たことありませんでした。
当時は小学生で小遣いも少なく、週に1回くらいしかプレイできなく、結局最後まで最高3面までしか行けませんでした。専ら後ろで他人のプレイを見て楽しんでました。
FC版が発売したときは親に絶対にこれだけは欲しいと嘆願して発売日に買ってもらいました。
はじめはオプションが2個までやレーザーが短くてがっかりしましたが、結局は結構遊んで一度も死なずに何周もできるようになりました。
ファミコン本体と同時に買ったスターフォースもそうですが、当時はあまりゲームを買ってもらえなかったので、買ったものは極めるまで遊んでました。
グラディウスIIが発売した時も発売日に買って一応最終ステージまで行けたのですが、一度も死なずに何周もできるようになるほどはやりこみませんでした。
MSX2を始めた後はMSX版も持ってたのですが、グラフィックの粗さや8ビットスクロールが見辛くてほとんど遊んでませんでした。2とゴーファーの野望も買った記憶はあるのですが、遊んだ記憶があまりありません。。。
最近MSX版の良さがわかり、たまに遊んでます。

SFC版のIIIとPS2版のIII&IVVと一通り遊んだのですが、リアルタイムで最終ステージまで行けたのはFC版のIとIIだけです。
後にPS4のアーケードアーカイブスで初めてAC版の初代を全ステージクリアしました。

PS2版は当時からIII&IVVを手放さずに置いてます。またPS1のI&IIもまだあります。I&IIはPS2では2の動作が重くなる現象があったので、当時中古で格安だったPS ONEを買って遊んでました。
後にFC版のI,IIとSFC版の3とMSX版の1,2,ゴーファーの野望をコレクションとして買い直して今でも手元にあります。
他にもswitchでもアーケードアーカイブスでIとIIを買ってます。
特にグラディスIは思い入れが深いみたいで、復刻されるとつい買ってしまいます。

なぜか沙羅曼蛇はあまりはまりませんでした。

グラディウス オリジン コレクションはイージーモード、無敵モードがあるようなので、好きだけどまだクリアしていないアーケードの2以降を存分に楽しもうと思ってます。

SW版グラディウス オリジン コレクション

SW版グラディウス オリジン コレクション

  • コナミデジタルエンタテインメント(Konami Digital Entertainment)
Amazon

Retroid Pocket 5 現時点で最適解かも

Aliexpressのセールで Retroid Pocket 5 を購入しました。

Anbernic RG556と同じスクリーンサイズの5.5インチOLEDですが、本体サイズが少し小さくて薄いです。
Qualcomm Snapdragon 865を搭載していてAntutuベンチマークで約73万点です。RG556のT820は約45万点なので、1.7倍ほどの性能になります。

Retroid Pocket 5はエミュレータ性能ではPS2(NetherSX2)で手持ちのゲームはほぼ完全に動作し、グランツーリスモ4も動作してました。
RG556ではグラディウス5ではボス登場の前後の爆発シーン等でフレームレートが落ちたてコマ送り状態になってた部分もスムーズに動作し、普通に動作するようになった感じです。
Androidなので、コントローラ入力時の遅延がありリズムゲームは難しいですが、PS2もPSPもグラフィック自体は問題なく動いてます。

PS2のエミュレータが問題無く動作する以上、他のエミュレータも快適に動作します。
まだPS3のエミュレータは不安定なので、エミュレータ目的の範囲では必要十分といった感じです。
これ以上高性能な機種もあるのですがそれだけ効果になるので、価格的にもこの位がお勧めできると思います。

今でもたまに遊ぶレトロPCゲーム

初めて遊んだ機種がPCだったゲームで今でもたまに遊ぶものを紹介します。
現在は実機はMSXしか所有してないですが、現在遊ぶときはProject EGGやゲーム機で遊んでます。

ティル・ナ・ノーグ


ティル・ナ・ノーグの話 - 電子趣味の部屋
現在はProjectEGGで遊ぶことが多いですが、このゲームのためにキーボードはテンキー付きのものを選んだり、ノートで遊ぶ時もテンキーを用意してます。
よく遊ぶのはPC98版の2のシステムをベースに移植されたPC88版とMSX版の禁断の塔で、普段はProjectEGGでPC88版なのですが、MSX実機で遊ぶのが一番好きだったりします。

Wizardry (ナンバリングシリーズ)

ウィザードリィの話 - 電子趣味の部屋

Wizardryは#1は初めはMSX版でしたが、後にゲームボーイとワンダースワンで何回も遊んで、去年リメイクされたWizardry: Proving Grounds of the Mad OverlordもSwitch版でレベル50くらいまで上げました。
コレクションという意味も含めてSteam版も買ってしまいました。
#5も好きで初めはPC98版でしたが、のちにSFC版でレベル100以上まで遊んでました。
最近また同じようにまったりとレベルを上げたいと思い、SFC版を手に入れ電池交換をしました。
#6はPC98で遊びましたが途中で投げ出してました。今度はクリアしたいと思い最近SFC版と攻略本を入手しましたが、まだ放置してます。

信長の野望 武将風雲録

信長の野望シリーズはMSXで全国版を遊んでからリアルタイムで全て一度はPC版で遊んでます。
中でも一番好きなのは武将風雲録で、現在でもGBA版やSteam版で遊んでます。
Steam版はエミュレータベースではなく、簡易的ですがWindows版としてリメイクされたもので、マウス操作で来ます。
GBA版信長の野望は武将風雲録をベースとしたもので、IPS液晶化したGBAがあれば一番手軽にあそべます。

フロンティアユニバース

フロンティアユニバースの話 - 電子趣味の部屋
たぶんPC98で一番遊んだゲームです。今でいう4X SFストラテジーゲームです。
PC98を手放した後も、将来入手する可能性も考え、MS-DOS6.2と共にこのゲームだけは置いてます。
現在はHDDをイメージ化したファイルでエミュレータで遊べる環境を残してます。

グラディウス2

MSX版のグラディウス2です。
たまに遊びたくなり、MSX実機で遊んでるのですが、現在でも全くクリアできません。
グラディウス2はMSXオリジナルで他の機種のIIとは違います。
現在ではProjectEGGでも配信されています。

提督の決断

第2次世界大戦の海軍戦略シミュレーションゲームです。
光栄らしく細かい要素が詰まった他に無いシミュレーションゲームです。
良くMSXで遊んでます。
遊びやすくなったSFC版でも良いのですが、グラフィックがMSXの方が好きです。
2以降は様々な要素が簡略化され城が港に置き換わったいつもの歴史シミュレーションゲームのようになってしまいましたが、PS2版の4は海戦が3Dグラフィックになって見ごたえがあります。

イース

たまにやりたくなっては初めからやり直し序盤で放置して、次はまた初めからやり直すのを繰り返してるゲームです。
初めはMSX版でしたが、YS1クロニクルとYS2クロニクルがiOS版として発売されたのをきっかけに久しぶりに遊びました。
現在はAndroid版も購入してます。
Anbernic RG556はこれを快適にコントローラで遊ぶのが一番の目的でした。
音楽はPC-88を選択してFM音源で楽しんでます。