OpenGLをすぐに遊べるようにする手順です。
いつも自分が手っ取り早く実験したい時等に使うやり方です。
・新規プロジェクト作成
新規プロジェクト作成時に"OpenGL ES Application"のテンプレートを選びます。
・そのまま実行した場合
初期状態のままそのまま実行すると、四角形が回転している画面が表示されます。
・遊び方
OpenGLの描写の部分は"EAGLView.m"にあるdrawViewメソッドで行われています。
この部分を変えることにより、簡単にOpenGLを使うことができます。
初期状態ではアニメーションのために、1/60秒毎にdrawView()を実行するようになっています。
アニメーションを止めたい場合は、"<プロジェクト名>AppDelegate.m"にあるapplicationDidFinishLaunchingメソッドを修正します。
"[glView startAnimation];"の文を削除するとアニメーションしなくなります。
また、アニメーションの間隔を変更したい場合は、applicationDidBecomeActiveメソッドで定義してある、glView.animationIntervalの値を変更してください。
"EAGLView.m"にあるdrawViewメソッドを修正してちょっとあそんでみます。
X軸の回転だけではつまらないので、Y軸の回転も加えます。
glRotatef()を実行している部分を以下のように修正します。
glRotatef(3.0f, 1.0f, 1.0f, 1.0f);
以上のようにdrawViewメソッドにOpenGLのコードを記述することにより、OpenGLで遊ぶことができます。
- 作者: OpenGL策定委員会,松田晃一
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