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FM音源YM2413をmbed(NUCLEO-F446RE)で簡単に動かしてみる

NUCLEO-F446REで遊んでいたら、DAC出力で音を鳴らして遊んでるとヘッドホンでは十分なボリュームで出力できたのでちょっと実験してみました。

FM音源のYM2413の出力をそのままF446REのADCで読み取って、出力量を調整してからDACで出力する。
これをするとアンプ回路が省けると思い回路を組んでみました。

使った部品は、
NUCLEO-F446RE
YM2413
OSC 3.579545MHz
コンデンサ 22pF x2
ボリューム用可変抵抗1kΩ
ヘッドフォン端子
以上、これだけです。

結論として、満足のいく結果にはなりませんでした。
一定間隔毎の割り込み処理でADCから読み取った値を増幅してDACから出力したのですが、ADCが思ったより遅く、間隔を短くできませんでした。一応動くようにしたところ、音質は満足できないものでした。もうちょっと間隔を短くできたのですが、音質は向上した代わりに、変な高音ノイズが発生したりと調整が難しく、素直にアンプ回路を組んだほうが色々工夫するよりも結局プログラミングも楽になると思います。

今回実験したソースをアップします。
特にコメントもなく、内容も中途半端なものですが、参考にどうぞ。
SimpleYM2413Shield_zip_nucleo_f446re.zip 直


ST Nucleo Board STM32F446RET6

ST Nucleo Board STM32F446RET6