PC98では中古で購入した15インチのモニタを使っていたのですが、アスペクト比が4:3なので縦長に表示されちょっと不満でした。
PC98の解像度は640x400で16:10です。これはVGAの640x480と違いスクウェア型のモニタに表示すると2割ほど縦に引き延ばされてしまいます。アスペクト比固定モードがあるモニタだと上下に余分な領域ができますが、上手く表示できると思います。
ワイドモニタはアスペクト比が10:9が多く、その上20インチ以上が主流なので、コンパクトなものがなかなか見つかりません。さらに24kHz対応となるとなかなか見つかりません。
そこでちょうど良い機種がありました。センチュリーのLCD-10000VH5です。
(追記:2022年3月現在の最新はLCD-10000VH6)
(追記:2023年7月現在の最新のLCD-10000VH7は24kHzには対応していないようです)
これは10.1インチの解像度が1280x800で縦横ともちょうどPC98の640x400の倍になり、アスペクト比も同じ16:10になります。
公式にはどこにも書いてませんが、24kHzにも対応しています。
正方形もちゃんと正方形になり、標準の大きさの全角文字も縦横同じ長さになりました。
左が4:3のモニタ、右が16:10のLCD-10000VH5
200ラインモード表示では今まで不自然に引き延ばされて偶数ラインの黒ラインが目立ち不自然だったのが軽減され見やすくなりました。
これでイメージ通りに表示されるようになり、非常に満足のできる結果となりました。