電子趣味の部屋

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ダイソーの300円スピーカーで遊んでみました 高音質化改造

ダイソーで販売されている300円のスピーカーで遊んでみました。

ノーマル状態では値段なりの音です。
低音が弱く、高音も細かい音が表現しきれずに軽い感じの音でした。
パワーが足りずに振動版を上手く振動しきれていないような感じです。

そこで、ネット上で何人かの方が紹介されているコンデンサの交換を試してみることにしました。

上の画像のC3とC4のチップコンデンサを交換します。
初期のコンデンサは0.082uFのものらしいのですが、これを2.2uFに交換します。
あまり容量を増やしすぎてもオペアンプが熱を持って危険なので、3.3uF以下に抑えた方が良いらしいです。
経験上、普通のサイズの電解コンデンサだと半田付けした後に基板からはがしてしまいそうで、チップコンデンサにしました。サイズは0603のもので大丈夫でした。


こんな感じです。

決して良い音ではないですが、軽い感じの違和感がある音ではなく、普通に落ち着いて聞けるような音になりました。
ちょうどPC-9801で使用している、上海問屋かあきばおーで2,000~3,000円で買った(記憶が定かではない)ミニスピーカと同レベルの音になりました。

手間はかかりましたが、300円のスピーカとAliexpressで100個200円程度のコンデンサで2,3千円の音になったと思えばよかったと思います。
もう1つ買ったので、そのうち汎用アンプ基板でオペアンプを色々変えて遊んでみたいと思います。