電子趣味の部屋

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FreeCADを使えるようになる本

今まで3Dプリンタで出力するデータのモデリングはFusion360を使用してました。
Fusion360は書籍やネット上に情報も多く使いやすいのですが、個人利用に限り無料で、営利目的の物を作ろうとすると有料になります。
価格も年間10万円近く(割引でも7万円くらい)かかります。
今の時点で販売できるものを作る予定は無いのですが、今後のためにオープンソースのFreeCADに慣れておきたいと思いました。
www.freecad.org

FreeCADはCADとしての概念やできることはFusion360と同じだと思いますが、操作方法が異なるので初めは使用方法も良くわからない状態でした。
ネットでも(日本語の)情報が少なく、書籍を2冊購入したので紹介します。

FreeCAD モデリングマスター


実際の操作の手順をスクリーンショットで説明しながら進めていくので、初めてFreeCADを触る際にお勧めできる本です。
実質的なトレーニングマニュアル的なもので、この本を順次進めていくとわかりやすいです。
実際にこの本のおかげでFreeCADが使えるようになりました。

FreeCAD入門


入門となっているのですが、操作方法は少々わかり辛いです。
初めに購入したのはこちらですが、後からFreeCAD モデリングマスターを購入して理解が進みました。
FreeCAD入門の方が少し高度なテクニックが紹介されてます。
ある程度分かるようになると、こちらで紹介されている方法が役に立ちます。

同じような本は新しい本を購入すると前のものは手放しがちですが、この2冊はお互いを補完できるような関係ですので、どちらも持っていて損は無いと思います。