電子趣味の部屋

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自動レベリングが便利な低価格光造形3Dプリンタ ELEGOO MARS 5

レーザー彫刻機は一番の目的だったアクリル板のカットや彫刻が上手くできなくて使用頻度も減ってしまいました。アクリル板のカットをしたい場合はファイバーレーザー彫刻機が必要で安くても20万円はするようです。
WAINLUX K8を売却してスペースが空いたので前回置き場所の問題で手放した光造形の3Dプリンタが欲しいと思い、ELEGOO MARS 5 を購入しました。

前回と同じELEGOOの下位機種を選んだわけですが、何となくまたELEGOOが良い、使用頻度は低いので安いものが良いという理由でこの機種にしました。
解像度は4Kで前回のMARS2の2Kから細かくなってますが、手放してから4年も経つため特に当時の造形物が残ってるわけでもなく比較はできませんが、非常に細かく出力されてます。

実際に出力した画像です。

時間の節約と、どこまで細かく再現できるか試したくて高さ3cmで出力しました。
後ろのゲームボーイのカートリッジと比較すると小さいことがわかります。
白いレジンで出力すると手持ちのカメラではどうしても上手く撮影できずにピンボケ気味になってしまいました。
この写真では伝えにくいですが、非常に細かい部分まで崩れずに出力されてます。
今後グレーのレジンでも購入して色々紹介したいと思います。

この機種の特徴としてオートキャリブレーションがあり、自動で調整してくれます。
この機能のおかげが失敗しなくなり、今のところ100%出力に成功してます。
MARS2では何回か失敗してるので、手動でのレベリングが甘かったり。頻繁にレベリングするわけではないので、何回か動作させるとブレが出てきてたのだと思います。
MARS 5は印刷の度に自動レベリングしてくれるので、失敗が無くなりました。

ELEGOO MARS 5 Ultraは結構人気なようで解像度も9KでWifi対応と機能は良いのですが、頻繁に使用しないことがわかってて、3Dプリンターでもサブ機なので必要十分な安い方にしました。

久しぶりに使用したのですが、光造形は出力後の洗浄や後片付けの手間があるんのでやっぱり手軽に使うことができません。
FDM方式の手軽さに勝てず、やはりメインはBambu Lab A1 miniになります。