電子趣味の部屋

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FiiO M9 バランス接続可能で機能満載

先日紹介したNW-A55は持ち歩き用としてたのですが、持ってる曲を全部入れてライブラリ的な存在になって普段使いには使いにくく、まだSHANLING M2sを持ち歩いてたのですが、そろそろ飽きて他の探していました。
候補はFiiO M6だったのですが、いろいろ見てるうちにバランス接続対応やAK4490EN+OPA1612,OPA1622の組合わせということでFiiO M9を購入しました。

OSはandroidで独自のUIを使用しているということで動作がカクカクしてるのではないかと思ってましたが、意外と快適に動作してます。
FiiO Musicというプレーヤーアプリで再生するのですが、パターンは判りませんがたまに全角が文字化けしてるファイルがあります。
ストアアプリは無く、ホワイトリスト形式で公式サイトから認証されたアプリのみダウンロードできます。SpotifyAmazon Music等の主要ミュージックサービスのアプリくらいしかありません。

低音よりのバランスでイヤホンによってはドンシャリが強調されて低音が強すぎるくらいに感じるので、イコライザで調整するか、フラット型のイヤホンを使用するのが良いと思います。高音で音が多い場面では少しガチャガチャした感じになります。中音は結構良くボーカルがしっかり聴こえます。
ONKYO DP-S1Aと比較すると音が細くなったように感じ迫力に欠ける感じがしますが、解像度は高く、一つ一つ音は丁寧に鳴らしてくれてるので、客観的な音質としては良く好みの問題だと思います。

ONKYO DP-S1Aを持ち歩かない理由は所有しているプレイヤーの中で一番高級で音も好みなので家で聴く専用にして丁寧に扱いたいという理由なので、個人的な感覚でこれより一歩劣るFiiO M9が持ち歩き用になりました。
またapt X/apt X HD/LDAC/HWAに対応している点も持ち歩きポイントが高いです。

文字化けの点や、個人的な好みの問題でONKYO DP-S1Aより一歩劣ると思っているだけで、客観的には総合的は音質は良く機能も満載なので、この価格帯では強くお勧めできる機種だと思います。