過去にエントリーでMTRを紹介しましたが、iPadで比較的低価格でMTRを再現できる方法を紹介します。
この方法でiPhoneの音楽アプリを演奏して、iPadで録音するというような使い方も出来ます。
MTRアプリ StudioTrack - Sonoma Wire Works
MTRアプリも色々ありますが、高性能すぎて操作も複雑になり手軽さが損なわれているものが多い中、このアプリは実際のMTRを意識したような作りになっていて、手軽に扱うことが出来ます。
Camera Connection Kit
Apple純正品のiPad Camera Connection Kitです。
元々はデジカメを接続するためのものですが、実は色々なUSB機器をiPadに接続できるようになります。
今回はオーディオインターフェースを接続するのに必要です。
価格が少々高めなので、サードパーティ製でもいけると思います。
オーディオインターフェース
ソース入力は本体のフォンジャックからの入力でも良いのですが、品質はあまりよくありません。別途オーディオインターフェースを接続することをおすすめします。
ここで気をつけなければいけないことがあります。iPadはUSBから供給できる電力が少ないです。
以前はPCで使っているEDIROL(Roland) UA-1Gをそのまま接続できたのですが、iOS4以降は不安定になってしまいました。
そこでもっと消費電力の少ないものを購入しました。BEHRINGER UFO202は価格も2000円台で音質はUA-1Gには劣るものの、問題なくバスパワーで動作しています。
本当に手軽に録音したいならTASCAM DP-004
ここで紹介した方法はiPadの中では手軽に使うことが出来る環境なのですが、やはり本物のMTRにはかないません。
そこでちゃんと録音環境が欲しい時はTASCAM DP-004をおすすめします。
他に8トラックの多機能MTRを持っていますが、こちらの方が手軽なので、ついこちらばかり使ってしまっています。
この機種は機能自体は少ないですが、コンパクトで直感的に操作できます。
ちょっとした録音時には本当に重宝します。
- 出版社/メーカー: ティアック
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