もうしばらくイヤホンを買うのはやめようと思っていたのに、先行予約販売で$15(\1,671)という価格とDDがグラフェンコートということに釣られて、KZ ES4を買ってしまいました。
KZお決まりの個体差があると思いますが、手に入れた個体のレビューをそのまま書きます。
1BA+1DDの2ドライバ構成でDDはTFZのイヤホンと同じグラフェンコートです。
形状はネットワーク回路基板が見えたりとKZ ZS10と似てますが、もっと小さく、ZS5やZS6と同じくらいです。
音質は個人的には大当たりの機種でした。
低音が強めですが、ZS10より高音が聴きやすく(重さやバランス的にずれない?)、解像度も十分です。
DD担当の中低音は特に解像度が高く感じ、特にギター等の弦楽器は気持ちよく聴けます。BA担当の中高音は若干解像度が落ちる感じはありますが、音が悪くなったわけではなく、丸く優しい感じになったように聴けます。
ZS10やZS5、ZS6と比較すると、ドライバの数の差のせいか音が多いときに若干混ざった感じがしますが、逆に全体的に各音程がスムーズにつながってるように聴こえます。
グラフェンコートのせいか、音の感じが他のKZよりTFZに近い印象を受けました。少しクリアさは劣りますが、TFZ EXCLUSIVE 1に低音を強くしたようなイメージでした。
ここで比較したイヤホンは5千円前後ですが、それらと比較できるほどの実力を持ってます。Amazon等の国内でも3千円前後で手に入りますが、音の傾向が違うだけで、実際に感じた性能はZS10やZS5、ZS6に匹敵するの実力を持っていると思います。