電子趣味の部屋

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NICEHCK M6 私的レビュー

久しぶりのイヤホンのレビューです。

今回はNICEHCK M6です。

ドライバは個人的に最多の2DD+4BAです。
オリジナルノズル:バランスの取れた音、ゴールデンノズル:低域強調、シルバーノズル:高域強調と3種類のノズルを交換して好みの音質で楽しむことができます。

箱出し1発目の印象は最悪でした。やけに低音だけ目立ち、高音が弱く籠ったような感じでした。低音強調タイプの安物イヤホンのようでした。
ところが、いつも通り一晩エージングしてみたところ、ものすごくフラットに近い弱ドンシャリっぽいバランスに変化し、細かくクリアな音質に変化しました。
エージングして何となく変わった気がするどころではなく、全く別物になりました。
届いた日がものすごく寒い日だったので、ドライバが固くなってたのかもしれません。(そんなことはあるのでしょうか?)

イヤーピースをSpinFit CP100にしたところ、低音が強くなったので、シルバーノズルに変更したところちょうどよい弱ドンシャリ傾向になりました。

解像度が高く、多ドライバらしく各音域の音がバランス良くクリアに聞こえます。音が多くてもぼやける感じがしません。
KZの価格帯の多ドライバイヤホンと比較すると、格の違いが分かるほどです。

部屋のような雑音が少ない場所ではフラットが好みで、TFZ KING PROを使用してます。外のような雑音のある場所ではフラットではつまらいので、TFZ SERIES 2を持ち歩いてたのですが、今はNICEHCK M6を持ち歩いてます。

本当の意味での多ドライバの実力が分かるイヤホンですので、大変満足してます。