前に"NICEHCK M6 私的レビュー"で紹介したのと同じ構成の2DD+4BAのYinyoo D2B4が気になっていたので、入手してみました。
今度は箱出し1発目からクリアで音のバランスも良く、初めから好印象でした。一晩エージングしてみましたが、違いは判りませんでした。
NICEHCK M6と比較すると低音よりで、だからと言って高音も籠るようなことはなくクリアです。男性ボーカル等の中音が少し遠く感じました。傾向としては低音よりのドンシャリ型です。
Yinyoo D2B4の特徴は低音だと思います。
沈み込むようなバスドラムやリズミカルなベースの音が気持ちよく聴こえます。
低音が強めですが、他ドライバのおかげか低音に引っ張られることもなく、中高音もクリアです。
解像度も高く感じ、細かい音も潰れることもありません。
多ドライバらしく、音が多い時でもゴチャゴチャした感じにならずにしっかり鳴らしてくれます。
NICEHCK M6とYinyoo D2B4は総合的な性能は同等だと思います。音の傾向から一様に比較することができないので、普段の持ち歩きをどちらにするか迷います。その時の気分でどちらを持ち出すか決めようと思います。
KZの多ドライバ等の低価格多ドライバイヤホンと比較すると、この価格帯のものは本当に各音域のつながりやバランスが良く感じます。
- 出版社/メーカー: Yinyoo
- メディア: エレクトロニクス
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