電子趣味の部屋

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MSXのこと

PC-9801を処分してしまいましたが、MSXはずっと持っておこうと思います。
自分が初めて触ったパソコンでもあり思い入れもあります。
作りも単純で故障したと持ってもコンデンサの交換で蘇る確率も高いのでメンテナンスも楽です。
8ビット機でPC98と比較しても現在のPCよりアーキテクチャ的にも完全に別なのも面白いです。
仕組みも単純でBIOSやVRAMに直接アクセスして操作したりハードを直接触れる方が現在のOSを通すよりも電子工作的な楽しさがあります。

MSXのことについて過去にも書いた記事ですが、色々と書きたいことも増えたため、加筆・修正します。

中学生の頃に2年生だったかな?初めて買ってもらったのがMSX2でした。
機種は珍しい三菱電機のML-G30でした。
父親が知り合いのツテで展示品だったものをモニタ込みで格安で購入したようです。
本当はFS-A1FかHB-F1XDを希望したのですが、外部スロットが1つしかないML-G30にがっかりした記憶があります。
この機種はPC98のCバスのような内部スロットが2個あったのですが、仕様は他のスロットと全く同じことが分かり、FC-PACを殻割して基板を直接挿して使用していました。
外部+内部で合計して3スロットあり、ぎゅわんぶらあ自己中心派1と2+FM音源と他の機種ではそのままできないようなことも可能でした。

ゲームはぎゅわんぶらあ自己中心派の他にはグラディウス、レイドック、ザナドゥ、ハイドライド、イース123、大戦略、ウィザードリィ、ウルティマ4をやってました。
忘れてるのもいくつかありますが、ファミコンもあったので、思い返すとMSXのゲームはそんなにやってなかったようです。10年ほど前にHB-F1XVを手に入れてからの方が色々遊んでいます。
当時は中学生でしたのでお金もそんなになく、ディスクステーションや雑誌のプログラムを打ち込んで遊んでる方が多かったです。
少しですが自分でもプログラムするようになり、『MSXで遊ぶ! z88dk(C言語) 2020年版』で作ったゲームは自分のチュートリアルの意味で新しい環境で開発する際の題材にしていると書きましたが、原点はMSXのBASICでした。
キャラが〇、金塊が◆、壁が■で表示されるテキストのみで作ったゲームです

こんな感じのゲームでした。
翌年にMSX2+が発売したのですが、いいなとは思ったものの不思議と欲しいとは思いませんでした。
買い替える金があったらゲームを買いたいって思ってましたね。

そんなMSXも高校に入るとだんだん遊ばなくなり、3年ほどで飽きたような気がします。
自分にとって高校はパソコンはあまりやらない時期であり、全盛期を過ぎて十分に安くなったPC-8801MRを中古で買ったりもしましたが、これもあまり遊ばないですぐに押入れ行きになりました。(その割には例のパズルゲームもPC88で作り、某雑誌に掲載されたりしています。)

現役当時よりも2012年頃にHB-F1XVを入手してから現在までの方が遊んでる時間が長いです。
当時よりもコンピュータの仕組みを理解している今の方が面白くなってます。

次にパソコンを本格的に使うのは大学入学時に買ったPC-9801BXになります。
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