MiSTer FPGA はFPGAでレトロPCやゲーム機、アーケードゲームを再現することを目的としたオープンプロジェクトです。
メインボードして、Intel(ALTERA) Cyclone Vを搭載したDE10-Nano開発キットを使用するのですが、このボード自体高価で4万円以上し、MiSTer FPGAの周辺機器を一通り揃えると6万以上してました。
中国ブランドのQMTechからオプションだったRTCと128MBのSDRAMも搭載された安価な互換ボードが登場し、3万円以下でも購入できるようになりました。
この互換ボードを使用した製品をAliexpressで購入しました。
販売ページ
https://ja.aliexpress.com/item/1005009534250913.html
購入時は送料無料で27,857円でした。
一通りコアがインストールされた32GBのMicroSDカードが付属されてました。(ゲームデータやBIOSは入ってないです)
もっと大容量にしたくて、128GBのMicroSDカードにSDカードインストーラーを使用してMiSTer FPGAをインストールして各種コアの入ったフォルダやgamesフォルダ等をコピーしました。
個々のコアの設定の説明は今回はしませんが、無線LANの設定をしたのでメモ代わりに書いておきます。
ファイルのコピーもscpでできるので便利です。
使用できるUSBの無線アダプタは限られてるようで、使用できるものは公式ドキュメントに書かれています。
WiFi - MiSTer FPGA Documentation
このうちAmazonで見つけたものを使用しました。
TP-Link AC600
はじめは有線LANでsshで接続して無線LANの設定をします。
IPアドレスはMiSTer FPGAの設定画面で確認できます。
sshログイン時のユーザは"root"、パスワードは"1"です。
cd /media/fat/linux/ cp _wpa_supplicant.conf wpa_supplicant.conf
wpa_supplicant.confを編集します。
countryとssidとpskを変更してください。
ctrl_interface=/run/wpa_supplicant update_config=1 country=JP network={ ssid="無線アクセスポイントのSSID" psk="パスワード" }
ネットワークに接続するとNTPで日時も同期されるので、タイムゾーンも変更します。
cp /usr/share/zoneinfo/Japan /media/fat/linux/timezone
ここで再起動します。