iPhoneSDKで使えるOpenGLの規格は主にスペックの低い携帯機器向けに開発されたサブセット版のOpenGL ES(以下、ES)です。
例えればMac OSXに対するiPhoneOSと同じような関係です。
携帯機器向けと言っても、実装が単純で高速な動作が可能なため、パワーのあるPS3でも実装されている規格です。
iPhoneSDKで使えるOpenGL ESのバージョンは1.1です。
OpenGLの情報はネットで探せば結構見つかりますが、基本だけでちょっと慣れてステップアップすると、欲しい情報がなかなか見つからなかったりします。ましてやESはほとんど見つかりません。
最近iPhoneSDKの開発をする人が増えて来たので、iPhoneSDK向けの情報が多くなってきましたが、ほとんどはチュートリアル止まりです。
私も初めてOpenGLに手を出すので、苦労しました。
そこで今回は役に立った本を紹介します。
この3冊があればとりあえずOpenGLで色々表示できるようになりました。
まだアプリレベルではありませんが、適当にオブジェクトを置いて楽しんでます。
・OpenGLプログラミングガイド
・OpenGLの神髄
・OpenES2.0 Programming Guide
以上の3冊あれば大抵のことは事足りると思います。
私はまずはOpenGLの神髄を見ながら、細かいことはOpenGLプログラミングガイドで調べて、ESでは上手くいかないなと思ったらOpenES2.0 Programming Guideを見るといった使い方をしています。