電子趣味の部屋

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レーザー彫刻機 WAINLUX K8

子供が大きくなると子供の物も増えるわけで、PC98関連の物を本体、ソフト、周辺機器を含めて一式処分してしまいました。
資金を得たのと、家族も前から気になっていたレーザー彫刻機を購入することにしました。

今回購入したのは WAINLUX K8 で、10Wのモデルです。

レーザー彫刻は焦がしながら彫刻や切断をするので煙が出たり焦げ臭がするらしく、空気清浄機が欲しかったのですが、Amazonにはなかったので、購入はWAINLUXの公式サイトから購入しました。
空気清浄機と一緒にだと割引があったので、セットで約72,000円で購入できました。
紹介クーポンがもらえたので、有効期限がいつまでかわかりませんが書いておきます。

WAINLUX公式ショップ
クーポンコード($30オフ) : WLK20240001UO

初めはお試しで2万円前後のもので良いかと思いましたが、3Dプリンターの時のことを考えると、初めからある程度性能の良い機種にすることにしました。
Youtubeや各種ブログ等を参考に評判の良い安全性の高い密閉型のWAINLUX K8にしました。
他の同価格帯の機種と比較しても15000mm/minと速度も速く、精度も0.01mmと高いです。

ソフトは標準でCutLabXが使用でき、本体の設定もこのソフトから行う他、基本的な図形や文字や画像の配置、彫刻の実行を行います。
他にもLightBurnやLaserGRBLが使用できるようですが、有料なのでもっと使うようになれば試してみたいと思います。

セットアップも一通り終わり、色々と試してみました。
この機種の特徴してカメラが内蔵されており、印刷物の位置を確認しながら配置することができます。

これを実行した結果です。(速度10000mm/min,出力80%)

写真では伝えにくいですが、線もシャープで滲みも無く、くっきり出力されてます。

色々お試し素材があったので他にも試してみました。
色付き膜でコーティングされた名刺サイズの金属板(速度8000mm/min,出力100%)

反射してるので写真ではわかりにくいですが、非常に美しく出力されてます。

CutLabXはストア機能もあり、彫刻データが販売されていていくつか無料のものもあります。
無料の飛行機を作ってみました。

組み立てるとこうなります。

UVレーザーは透明なアクリル板は光が通過してしまい彫刻や切断ができないようですが、マスキングテープを貼ったり表面を黒く塗ったりすると何とか彫刻はできるようです。
透明アクリルへの彫刻はやりたいことなので、方法がわかり次第紹介したいと思います。

Wi-fiの設定とカメラのキャリブレーションにはてこずりましたが、下のサイトを参考にしました。
aruyouna.com
aruyouna.com
それ以外は思ったより簡単で、3Dプリンターよりも簡単に使い始めることができました。

レーザー彫刻機のレビューの動画やブログを見てると結構そのまま使用してますが、結構煙や焦げ臭が充満します。
室内で使用するときは空気清浄機は必須だと思います。
初めは早く使いたくて空気清浄機は後でいいやと思って箱に入れたままでしたが、ちょっと舐めてました。

WAINLUX K8は2.5W,5W,10Wと出力の違いで3モデルあるのですが、今回は10Wを選びました。
色々やってわかったのですが、素材によって出力量とスピードを調整します。
対応してる素材であれば同じ設定でできると思いがちですが、そういうことではありません。
例えば10Wモデルでは速度15000mm/min、出力100%で彫刻できるする場合、同じことをするには5Wの機種では速度10000mm/min、出力100%と速度を落とすことになります。
木材しか扱わないから2.5Wのモデルにしようとは思わずに、金額的に余裕があれば出力の大きい機種をお勧めします。