Raspberry Pi Pico 2が発売したので、購入してみました。
購入はPIROMONIでRaspberry Pi Pico 2と一緒に小型のTiny2350も購入しました。
ArduinoでのC/C++環境ではボードマネージャでRP2350で検索してもまだ見つからないのでPythonで動かしてみましたが、今までのコードもそのまま実行できました。
まだ速度が必要なものは試してないので、そんなに違いは判りません。
MicroPythonのファームウェアの入手先はこちらです。
https://micropython.org/download/RPI_PICO2/
簡単にRaspberry Pi Pico 2の仕様です。
外形寸法 | 21 mm × 51 mm | |
CPU | デュアルArm Cortex-M33 or デュアルRISC-V Hazard3プロセッサ@150 MHz | |
メモリ | 520 KBオンチップSRAM、4 MBオンボードQSPIフラッシュ | |
インターフェース | 26 x 多目的GPIOピン(ADCとして使える4ピン含む)、USB Micro-B、デバッグピン(SWD) | |
ペリフェラル | 2 × UART 2 × SPIコントローラ 2 × I2Cコントローラ 16 × PWMチャンネル 1 × USB 1.1コントローラ&PHY(ホスト/デバイス両対応) 12 × PIOステートマシン |
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入力 | 1.8~5.5 V DC | |
動作温度 | -20℃~+85℃ |
コアはArmとRISC-Vの2個ありますが、同時に使用できないようで実行するバイナリによって切り替えるようです。
Armコアが Cortex-M33 になったことによってFPUが搭載されました。これで自作音源も作りやすくなりました。DSPも搭載されているので、使いこなせれば色々できそうです。
これだけ性能が上がっても消費電力も低くなったようです。
同時使用できないRISC-Vのコアも搭載した目的がよくわかりませんが、将来的にオープンソースでライセンス料のいらないRISC-Vに移行していくのではないかと個人的に予想しています。