結構前に買って放置していたM5StickCを見つけたので軽く遊んでみました。
開発環境
開発環境はいくつかあるのですが、とりあえず使い慣れたArduino IDEで行います。
セットアップ方法は公式ページに書いてあります。
M5Stack Docs-The reference docs for M5Stack products.
https://docs.m5stack.com/#/en/arduino/arduino_development
解説は英語で書かれてますが、設定個所は同じなのでわかると思います。
サンプルプログラム
簡単なカウンターを作ってみました。
M5ボタン(ホームボタン)を押すとカウントアップして、リセットボタンを押すとカウントが0になります。
// M5StickCのライブラリをインクルード #include <M5StickC.h> // カウントを0で初期設定 int count = 0; void setup() { // M5StickC初期化 M5.begin(); // 背景色を黒で塗りつぶし M5.Lcd.fillScreen(TFT_BLACK); // 文字色を白、背景色を黒に設定 M5.Lcd.setTextColor(TFT_WHITE, TFT_BLACK); // M5StickCの向きを設定(M5ボタンが左) M5.Lcd.setRotation(1); // 文字サイズを設定 M5.Lcd.setTextSize(6); // カウント表示 print_count(); } void loop() { // M5ボタンが押された時の処理 if (digitalRead(M5_BUTTON_HOME) == LOW) { // ボタンを離すまで待つ while (digitalRead(M5_BUTTON_HOME) == LOW) ; // カウントアップ count++; // 9999以上は9999にする if (count > 9999) { count = 9999; } // カウント表示 print_count(); } // リセットが押された時の処理 if (digitalRead(M5_BUTTON_RST) == LOW) { // ボタンを離すまで待つ while (digitalRead(M5_BUTTON_RST) == LOW) ; // カウントを0に count = 0; // カウント表示 print_count(); } } void print_count() { // カーソル位置をセット M5.Lcd.setCursor(10, 20); // カウントを4桁0埋めで表示 M5.Lcd.printf("%04d", count); }
Hallo world を少し発展させたようなプログラムですが、基本の文字の表示とボタンの状態取得はわかると思います。