はじめに
旧ブログ(閉鎖済み)や別館を見てくれてた方はご存じと思いますが、昔からエミュレータ機能を搭載した携帯ゲーム機が好きで、古くは10年以上前に話題になった丁果(Dingoo) A320から色々所有してきました。
この手の話題を記事にするとグレーな質問が色々と来るので別館の方でたまに書いてたのですが、永らく更新していないので今後はこちらで紹介することにします。
必ず所有しているROMやディスクのバックアップのみに限定してください。他人からの譲渡やネットからダウンロードしたイメージファイルを使用した場合は違法コピーとなります。
ROMやディスクイメージの取得方法等については質問にお答えすることができません。(ROMを取得できる機器についてはガジェットとして今後紹介することがあると思います)
主に性能や使い勝手を紹介・レビューします。
性能評価に使用する際に実際のゲームを動かしますが、現在所有している FC,SFC,MD,GB,GBA,WS,MSX,PSP,PS1,PS2 が対象になります。
Ambernic RG CUBE
今回購入したのは Ambernic RG CUBE です。
今までAndroidゲーム機はAndroidのバージョンが古くなると色々と使い辛いなと思い避けてました。急に何となく1台欲しいなと思い、その時にクラウドファンディングが開始したAYN Odin2 Baseを購入しました。
いくら高性能でも目的がエミュレータで、Androidのゲームもやらないのでワイド画面では左右のスペースが無駄になり使う画面の割には本体も大きく感じ、他に所有しているMiyoo Mini Plusの方が起動する回数も多い状態でした。
AYN Odin2 Baseはその後の円高もあり国内での販売価格高騰してオークションやフリマの相場も高くなり、一番初めのEarly Birdで購入したので手数料を考えても1万円以上高く売却することができました。
性能はそんなに良くなくても良いので、アスペクト比が4:3のAmbernic RG405Vを購入しました。
Ambernic RG405Vは性能はそこそこですが、画面サイズも4インチなので見やすく満足してるのですが、購入後1か月ほどでAmbernic RG CUBEが発表されてアナログスティックの周りが光る仕組みに惹かれてこちらも購入してしまいました。
最近ゲーミングノートPCを使用しているせいか、このような仕組みに妙に惹かれてしまいます。
色は光る仕組みが映えるようにブラックにしました。
画面はアスペクト比1:1の正方形の4インチです。
解像度は720x720です。
4:3のアプリの場合は上下にスペースができますが、ワイド液晶より小さいのでコンパクトです。
同じ4インチのRG405Vよりは小さく表示されますが、解像度が高いため意外と見やすいです。
3.5インチの機種と同じくらいの大きさで表示されます。
搭載されているCPUはUnisoc T820でAntutuベンチマークで47万ほどだそうです。これはMediaTek Helio G99(Antutu 42万)より高速です。
肝心のエミュレータの性能ですが、FC,SFC,MD,GB,GBA,WS,MSXに関しては特に問題は無く普通に遊べました。
PSPは動作スピードに関しては問題なく実機と同じような速度で遊べますが、入力に若干遅れがあり、みんなのゴルフ2のスイングのタイミングがどうしても合わせらいない状態でした。
PS2はAetherSX2にパッチをあてたNetherSX2に入れ替えました。DQ5は問題なく遊べましたが、グラディウス5ではボス登場の前後の爆発シーン等でフレームレートが落ちたてコマ送り状態になりましたが、通常のシーンでは問題無く遊べました。他にはグランツーリスモ4は重く、ガンダムClimax UCは快適だったのでゲームによりますね。
Androidのゲームに手持ちは少ないのですが、Minecraftは快適でした。YS1クロニクルとYS2クロニクルも快適でしたが、画面の上下に帯が表示されてワイド画面に合わせた画角になるので、表示部分が小さくなってしまいました。ミドルスペック程度をターゲットにしたゲームであれば動作すると思います。
本体サイズや光る仕組みが良くてAmbernic RG405Vは手放してしまいました。
今までこの手のゲーム機はデザインはそんなに気にしてませんでしたが、Ambernic RG CUBEはデザインも持った感じも良く、今までの中で一番のお気に入りの機種になりました。