電子趣味の部屋

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Simplify3Dを使用したらEasythreed K2が化けました。

色々作っているとサポート材を除去するのが意外と面倒になりました。
da Vinci nano wでXYZprintを使用して出力したものはすぐに除去できて、除去後もほとんど残らなかったのが、Curaではサポート材を除去するのが大変で、さらにどうしても1階層が残ってるような感じでそれを取るのも大変でした。
XYZprintに慣れたら結構大きな問題だったので、有料だけど評判の良いSimplify3Dを使用してみることにしました。

結果として、XYZprint並みに除去しやすく、後の残らないサポート材が出力されるようになり、大変満足できました。
またそれより想定外のことがあり、Easythreed K2の機種自体の品質の差だと思ってた造形の仕上がりが大きく改善されました。
まず、Curaの出力を見ると、結構ガタガタだとわかります。

それがSimplify3Dだと下の様になりました。

写真だと拡大されて結構積層が目立つと思いますが、それでも整ってることがわかると思います。これはda Vinci nano wの出力と遜色ないレベルです。

写真では拡大されて見えて粗が目立ちますが、実際は一辺が2cmの立方体なので、肉眼ではほとんどわからなく、非常に滑らかに見えます。

Simplify3Dが149ドルで、Easythreed K2が約12,000円なので、足すとda Vinci nano wと変わりない価格になるので、初めて買う人はda Vinci nano wの方が良いかもしれませんが、Simplify3Dは注文済みのZonestar Z6でも使用するので、複数台使用する場合は損は無いと思いました。

前回の記事にも書きましたが、Curaでもモデルや設定によって大きく変わったり、Curaの方がSimplify3Dより出力結果が良いという人もいるので、機種との相性もあると思います。

形状が違うだけで基本機能がほぼ同じと思われるEasyThreed X1に冷却ファンを追加すると同じ結果が得られると思うので、EasyThreed X1を使用している方にはSimplify3Dをぜひ試してみることをお勧めします。