mbedを使いたいと思った時に迷ったら、ST Nucleo Board STM32F446REがおすすめです。
このボードは低価格でArduino互換のピンソケットを持ったSTM32 NUCLEOシリーズのボードです。
CPUはFPUも内蔵されているARM32bit Cortex-M4を搭載し、動作周波数もmbedの中では比較的高速な最大180MHzです。
メインメモリも128KBでフラッシュも512KBと十分です。さらにDACも2ch搭載しているので、ステレオの自作音源制作もできます。NUCLEOは低価格で前から人気だったのですが、メモリを大きいものを選択するとCPUが遅いものだったり、DACをあきらめたり、融通の利く汎用的なスペックがなかなかなかったのですが、今回の機種でやっと一通り満足できるスペックで良いものが発売されたと思います。
もしmbedで迷ったらぜひST Nucleo Board STM32F446REを検討してください。
ST Nucleo Board STM32F446RE
のスペック
CPU | STM32F446RET6 |
CPUコア | ARM32bit Cortex-M4(+FPU) |
周波数 | 最大180MHz |
CPU電源 | 1.7V-3.6V |
フラッシュ | 512KB |
SRAM | 128KB+4KB(Buckup) |
タイマー(AdvancedControl) | x2 |
タイマー(General Purpose) | x10 |
タイマー(Basic) | x2 |
SPI | x4 |
I2S | x2 |
USART | x4 |
UART | x2 |
USB OTG | x1 |
CAN | x2 |
SAI | x2 |
SPDIF-Rx | x1 |
HDMI-CEC | x1 |
QuadSPI | x1 |
GPIO | x50 |
ADC | 12bitx3 16ch |
DAC | 12bit 2ch |

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