mbed環境で色々遊べる機能満載のST Nucleo STM32L476RGT6が販売されているので、紹介します。
とりあえず概要
- STM32L476RGT6 in LQFP64 package
- ARM32-bit Cortex-M4 CPU
- Adaptive real-time accelerator (ART Accelerator™) allowing 0-wait state execution from Flash memory
- 80 MHz max CPU frequency
- VDD from 1.71 V to 3.6 V
- 1 MB Flash
- 128 KB SRAM
- random generator (TRNG for HW entropy)
- Quad SPI (1)
- Timers General Purpose (7)
- Timers Advanced-Control (2)
- Timers Basic (2)
- Timers LowPower (2)
- Systick
- Watchdog (2)
- SPI (3)
- I2S (3)
- USART (3)
- UART (2)
- LPUART (1)
- USB OTG Full Speed
- CAN (1)
- SAI (2)
- SDMMC
- SWPMI
- LCD 8x28 or 4x32
- GPIO (51) with external interrupt capability
- Capacitive sensing with 12 channels
- 12-bit ADC (3) with 16 channels
- 12-bit DAC with 2 channels
- Analog comparator (2)
- Opamp (2)
この機能概要だけ見ても他のnucleoシリーズよりかなり多機能だとわかります。
速度自体は80MHzと最速ではありませんが、1MB Flashと128KB SRAMと大容量なので、電子工作で遊ぶ範囲ではメモリを気にすることはほとんどないと思います。
個人的に一番うれしいのはDACが2チャンネルあるので、自作のソフトウェア音源がステレオで出力できます。
使用方法は調査中で性能も未知数ですが、オペアンプもあるので、FM音源チップ等で遊ぶ場合も部品点数を減らすことが期待できます。
他にもUSB OTG,LCD,SDMMC,Capacitive sensingと気になるキーワードがあり、かなり遊べそうです。
色々と使用方法が分かり次第、このブログで紹介できたらと思っています。
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
- メディア: エレクトロニクス
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