電子趣味の部屋

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chromebookに手を出しました

小学校の子供がGIGAスクール構想の一環で夏休み前にChromebookが配布されました。
そこで今まであまり興味がなかったChromebookが気になり色々と調べてたところ自分も欲しくなってきました。

お試しの感覚で安い方から物色したところ、Lenovo IdeaPad Duet Chromebook の128GBのモデルにしました。

2022年8月6日現在で34,560円だったのですが、Amazon発送の付属品一通り揃って状態の良さそうな中古品が25,000円くらいであったので、そちらで購入しました。

実際に使用したところ、ウィンドウ表示で扱えるAndroidといった印象を受けました。
ブラウザもウィンドウ表示できるため、PCと同じ感覚で扱えます。
いくつかのAndroidアプリも使用でき、スマホ前提の画面サイズ固定のアプリがそのまま表示されるのは不思議な間隔です。

今回欲しいと思った一番のポイントはLinux環境としても使用できることです。
support.google.com
正体はDebianの仮想環境ですが、元々Androidには無いデスクトップアプリもaptコマンド等でインストールできます。
インストールしたアプリはアイコン化されChromeOSの方のランチャーに登録されるため、直接起動することができます。
Androidには無いVisual Studio CodeやArduino IDEをインストールしてみました。
また仮想環境内のユーザディレクトリはChromeOSからアクセスできるため、ChromeOSのテキストエディタで書いたPythonコードをLinuxのコンソールで実行するという使い方もできます。

今回購入したLenovo IdeaPad Duet Chromebook はキーボードが分離できるタイプでタブレットとしても使用できます。
キーボードを分離すると、ウィンドウ表示はできなくなり、ただのAndroidタブレットみたいになります。

ChromeOS自体の動作も軽量で、J4125のPCでWindowsやUbuntuを使用した時よりも快適に使用できました。

ChromeOSはセットアップ直後でシステム自体が28GBもディスクを占有してました。今回購入した機種は128GBもあるので大して問題ではないのですが、小学校で配布される機種はNEC Chromebook Y2 (Y3だったかも?)でディスクが32GBしかないようです。
カスタマイズでもっと最適化されてもっと余裕があるかもしれませんが、余計なアプリはインストールせずにWebベースのアプリを使用してデータの保存もGoogleDriveに保存といった使い方をすると思われます。
多分ゲームを入れたら怒られますね。GooglePlay自体も使用できないようにしていると予想されます。

全体的な印象として、AndsoidとChromeOSの関係はiOSとMacOSの関係と近いものがあると思いました。
思った以上に自由度があり、色々と使えるものだと思いました。

Chroombookは自動更新の有効期限がありこの期間内はOSの更新がサポートされます。
2020年以降発売の機種は最長8年の期間があり、Lenovo IdeaPad Duet Chromebook は2028年6月までです。
たぶん飽きずに来年まで使い続けていたら、来年にはもっと上位の機種に買い替えると思います。