電子趣味の部屋

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Intel N100搭載の超小型PC ZX01 Plus

Intel N100搭載の超小型PCのZX01 Plusが発売されたので、常時稼働のサーバをZX01から変えました。

本体サイズはZX01と同じで、色が黒に近いグレーになってます。

RAM12GB+SSD512GBのモデルをAliexpressで2.5万円程で購入しました。Amazonでも現時点で2.8万円位で購入できます。
OSは標準でWindows11 Proでした。

SSDは2242サイズでPCIEも対応してるようなことを書いてありましたが、付属のものはSATA接続でした。性能はシーケンシャルRW共400MB/s以上出てたので性能に問題はないと思いますが、温度センサーは中華SSDでありがちな40度固定でした。

今回はサーバでの使用が目的なので、一通りWindowsで試した後は、Ubuntuに入れ替えました。
Windowsはデジタルライセンスで認証されてますので、またWindows11proをインストールすれば、そのまま使用できると思います。

N5105のTDPは15Wでしたが、N100のTDPは6Wです。
実際の動作時のシステム全体の消費電力はWindows環境でアイドル時8W、通常使用時は10W台とTDPが下がった割にはN5105より1,2W上がってます。
特にGPUが動いてると思われるときは電圧が上がり、ChromeでのWeb閲覧時にはスクロールさせた際に20Wを超えることもあります。
アイドル時の消費電力が上がったのは残念ですが、負荷に応じてはしっかりとクロック上がってくれてN5105の時に感じたプチフリーズみたいな引っ掛かりも、Web表示時や動画表示時のちょっとした間も感じられず、体感的にはより快適になりました。

Ubuntu環境ではアイドル時には5,6WでChromeでのWeb閲覧時には10WとこちらもN5105より1W程上がってますが、Windowsほど全体的に20Wまで上がるケースは少なく感じました。

各種ベンチマークでも30%ほど向上してるので、体感できる差だと思います。
平均的な消費電力が上がったといっても1,2Wの差なので、あまり気にするほどの差ではないと思います。

N95は試してないのでわかりませんが、N100はゲームとかしない限りこれで十分なのではと思うほどですので、Alder Lake世代は安くても安心できる性能になったと思います。