今回もALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢに影響されて書きたくなった昔話ですが、パソコンを触り始めた初期の頃のパソコンショップの思い出について書きたいと思います。
初めてのパソコンのMSX2を購入したころはまだ中学生で、当時は国立に住んでいたこともありよく立川に行ってました。
当時の立川は何気にパソコンショップが多くありました。
MSX2時代は一番良く行ってたのは駅ビルにあったマルゼン無線でした。
ここにはTAKERUもあり、まだ小遣いの少ない中学生時代は助かりました。
MSX本体は割とどのショップにでも取り扱ってる店は多かったのですが、ゲームを含めたソフトとなるとマルゼン無線と第一家電くらいしかありませんでした。
第一家電はソフトは少なかったのですが、フロッピーディスクが安かった記憶があります。
友達に誘われてまだショップだったころの日本ファルコムにも行ったことがあります。
ただこのころはもうショップが主体ではなくなって、販売面積も狭く自社ソフトくらいしか販売してませんでした。
レジ奥には敷居もなくそのまま開発スペースが見えてました。
この時シューティングゲームを開発してるのが見えたのですが、スタートレーダーだったことが最近わかりました。
次にPC-8801の頃ですが、場外馬券場の近くの中古ソフトも取り扱っているショップでいくつか買いました。
雑居ビルの2階だったと思いますが、店名は覚えてません。
もう全盛期は過ぎて後期だったため、同じタイトルでもPC-98版の半額くらいで買えました。
この頃国立の話ですが、ディスクユニオンが「ぴゅう」の店名でゲームの中古ショップを経営してました。
ここの2階でPC-98の中古を取り扱っていて、いつかはPC-98が欲しいと思ってました。
次にPC-9801の頃ですが、フォーネクストという店があり、立川でPC-9801と言えばここって感じでした。
PC-9801BX本体は通販で秋葉原の店から購入したのですが、その後、パーツとかソフトはこの店から購入することが多かったです。
Windows95も発売日0時販売を行い、買いに行きましたが、秋葉原と比べてそこまでも並んでるわけではなくすぐに買えました。
何も目的が無くても立川に行ったときは立ち寄ることが多かった店です。
DOS/Vの頃になると、初めの自作パーツ一式を含め秋葉原の店で買うことが多くなりました。
立川にはPCパーツを取り扱ってる店は少なく、あっても価格が高くなってました。
PC-98と共通して使えるようなもの(HDDやCDドライブ等)はフォーネクストでも安く入手できました。
ソフト自体は立川で購入することがあり、この頃もTAKERUは助かりました。
この頃はネット通販も普及しサイトや雑誌の広告で価格を確認して注文することが増えました。
気が付いたらフォーネクストがパルテックと店名を変え、場所も移転しました。店の雰囲気も変わりDOS/Vパーツを扱うようになりましたが、品揃えも価格も寂しくあまり印象の残る店では無くなってしまいました。
他のショップも相次いで閉店となり、ここに書いた店はすべて無くなってしまいました。
現在国立ではありませんが、まだ近隣に在住してます。
一時期パソコン環境にとしての立川は寂しくなってしまいましたが、旧伊勢丹跡地にビックカメラが入り、そこそこ安い価格でPCパーツの取り扱いがあり、ソフマップも入ってます。
PC関連の売り場面積も当時のパソコンショップより広いので、ビックカメラ一店舗で賄っている形となりますが、意外と今でもパソコン関連の品が入手しやすい環境です。
最近は価格を比較して通販やアマゾンで買うことが多いのですが、すぐに必要になったりものを見て買いたい場合は重宝してます。
反対に行けば新宿もあるので、その時の気分やヨドバシカメラとビックカメラの価格や得意分野次第ですけどね。(PC本体やマウス、キーボードは在庫や店頭展示の豊富さでヨドバシ、SSDやメモリ等は量販店ながら価格が低めのビック等)