電子趣味の部屋

電子系のガジェットやアプリ開発等の趣味の話題を書いてます

1台あると便利 InnoView 14インチ 4Kモバイルモニター INVPM204

どうもモニターの不運が続いてるようで、今度は2年ほど使用してたサブモニタの上から100ドット当たりの1,2ライン(細かいので判別不能)がライン抜けするようになってしまいました。
このモニタは使いたい時だけ取り出して接続するような使い方で、使用頻度はそんなに多いわけではないので気にせずに使おうと思えば使えるのですが、やはり気になってしまいます。

同じようなモニターを物色してたのですが、色々見てるうちに薄型の4Kモニターが欲しいと思ってしまいました。
そこで選んだのが 14インチ 4Kモバイルモニター INVPM204 です。

Amazonの年始セールで3万円を切るくらいの価格で購入したのですが、普段も頻繁にタイムセールやクーポンで同じような価格になるようです。

ブログやYoutube等で評判を調べたのですが、この手のモニターはこのInnoViewのものとGMKのものが評判が良いようで、この2個で悩んでたのですが、モニターの置いた方向を検知して自動で回転する機能のあるInnoViewの方を選びました。
また、GMKの方は端子類がスタンドの方にあるので、そのうち内部のフラットケーブルが弱くなってしまうような不安もありました。

実際に使用した感想ですが、端子がmini HDMIなので、少し面倒な感じはしますが、薄いデザインにするには仕方ないでしょう。
PCがUSB-C経由のDisplayPort接続に対応していると、USB-Cケーブル1本で電源まで供給できるので便利です。
USB-Cで接続した場合はタッチにも対応していてモバイルモニターの方でタブレットライクな操作もできて便利だと思ったのですが、PCのサブモニタとして使う場合は結局マウスで操作するので、そんなにタッチ機能を使う機会は無さそうです。

発色はかなり良いです。デフォルトでは少しコントラストが強くビビッドな感じがしますが、ここは好みで設定できます。
輝度も十分で、室内で使用するに明るすぎる感じがしたので、少し下げました。
肝心の4Kですが、XBOX Series Xで設定を変えて2Kと4Kを比較したところ、近づいて意識してみると4Kの方が確かに細かくてくっきりしています。ただ実用的な距離まで離れてゲームをしてると1点を見つめるわけではないので、差はほとんどわからないです。
静止画は確かに細かくて良いと思いますが、並べて比較しない限りは気が付かないと思います。
PCの方でもドットバイドットでは細かすぎて結局スケールを200%にしてしまうので、あまり4Kの恩恵を受けてるとは思えませんでした。
14インチでは2Kで十分だと思います。
Raspberry Pi のGUI無しのテキストモードでも2Kの解像度で表示されて上手くできてると思いました。

画面回転機能ですが、初めはWindows11で縦に置くと中央に縮小されて横画面で表示されてしましましたが、そこで一度Widnowsの設定で画面の向きを縦に設定したら、以降横でも縦でも自動的に変更されるようになりました。

HDMI接続した際の音質ですが、DellやLenovo等の普通のノートPC位の音質だと思います。故障したモニターも含めて他にもレトロゲーム用にAliexpressで買ったビデオ端子の付いた小型モニターや、PC-98で使用しているセンチュリーのモニターもありますが、この手のモニターの中では良い方だと思います。

4K自体は思ったほどではなかったのですが、使い勝手や発色の良さで大変満足してます。