電子ガジェットいろいろ

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YAMAHAのMU1000とRolandのSC-88pro

今でも使用しているハードウェア音源があります。
YAMAHAのMU1000とRolandSC-88proです。どちらも数年前に中古で1万円台で購入したものです。
PC98の現役当時はQY70を音源代わりに使用してました。何か曲を作れそうと思って選んだのですが、結局固定で音源のみ使用してました。
QY70は当時から持ってるものではないのですが、これも数年前に状態の良いもの確保してを1台保管しています。
その後DOS/Vに移行後サウンドカードをYMF724を搭載したものにしました。
このような経緯からずっとYAMAHAXG音源派でした。そこでWindows7の時代に過去のMOデータ整理してMIDIデータを発見したのを機に久しぶりに実機で聴きたくなり、当時憧れていて中古で安くなってたMU1000を入手しました。
MIDIデータはRolandのGS音源に最適したものも多く、こちらも実機で聴きたくなりRolandMIDI音源全盛期の定番のSC-88proを入手しました。
現在ではMU1000をWindows機に、SC-88proをPC-9821Xaに繋いで使用しています。

MU1000



パート数:64
最大同時発音数:128
音色数:1396
ドラムセット:58
エフェクト:リバーブ18タイプ、コーラス20タイプ、バリエーション97タイプ、インサーション1〜4各97タイプ、EQ4タイプ

SC-88pro



パート数:32
最大同時発音数:64
音色数:1117
ドラムセット:42
音色マップ:3(SC-55/SC-88/SC88Pro)
エフェクト:リバーブ 8種類, コーラス8種類, ディレイ10種類, 2バンドイコライザー インサーションエフェクト64種類1系統


MSXで遊ぶ! Mega Flash ROM SCC (2019年版)

久しぶりにMega Flash ROM SCCを作ろうと思ってたところ、以前書いたエントリー(MSXで遊ぶ! Mega Flash ROM)ではリンク先が無くなっていたりと情報が古くなっているため、現在の情報で書き直します。

Mega Flash ROMの製作

用意するもの

まず必要なのはフラッシュメモリICです。この改造にはAM29F040Bの32ピンDIP型を使います。
型番はAM29F040B-90PD, AM29F040B-90PC, AM29F040B-90PIがありますが、数値部分は転送速度で120(AM29F040B-120PC等)でもかまいません。
サイズは4Mbit(512KBytes)です。
既に生産終了しているみたいで、大変入手困難です。

SCCのゲームカートリッジ。今回の例では「激突ペナントレース」を使います。

他に使えそうなゲームはSCC - Wikipediaを参考にすると、
F1スピリット(MSX
王家の谷 エルギーザの封印(MSX1)
王家の谷 エルギーザの封印(MSX2
クォースMSX2
グラディウス2MSX
激突ペナントレースMSX2
激突ペナントレース2(MSX2
ゴーファーの野望 エピソードII(MSX
沙羅曼蛇MSX
スペースマンボウMSX2
メタルギア2 ソリッドスネークMSX2版)
です。

他に抵抗4.7kΩ 1個と 1回路1接点スイッチ 1個です。

制作手順

まず基板を取り出します。

この大きい方のICがSCCで、小さい方のICががマスクROMです。
このマスクROMを取ります。

ハンダ除去は、吸取り線や吸取り機で構いませんが、サンハヤト はんだシュッ太郎NEOを使うと画像のように非常に簡単に綺麗に半田を吸い取ることができます。

1、2、22、24、30、31ピンの足を広げて先端を切断します。
このピンは基板にはんだ付けしないようにしてください。

SCCとAM29F040Bを下の様に配線します。

AM29F040B SCC
1ピン 40ピン
2ピン 38ピン
24ピン 8ピン
30ピン 39ピン
31ピン 12ピン

少々複雑ですが、抵抗とスイッチを下の様に配線します。
 抵抗(4.7kΩ)の一方をVccへ接続
 AM29F040Bの22ピンを抵抗のもう一方の足&スイッチの足へ接続
 SCCの10ピンをスイッチの空いてる足へ接続
参考回路図


ケースに入れて、前に本家サイトにあったラベル(現在は入手不可)を印刷して仕上げてみました。
ちょっとスイッチの部分の加工が雑ですが。goot ホットナイフ HOT-60R使用

基板の画像を見ればわかると思いますが、スイッチを上にするとカートリッジを停止状態にできます。

メガROMのバックアップ

必ず所有しているROMのバックアップのみに限定してください。他人からの譲渡やネットからダウンロードしたROMのイメージファイルを使用した場合は違法コピーとなります。また、MSXのROMにあるかわかりませんが、コピープロテクトがされている場合、それを解除してバックアップしても違法コピーとなります。

ツールの準備

まず専用のMSX-DOS起動ディスクを作ると便利です。
MSX-DOS起動ディスクの作り方がわからない人は手を出さない方が良いです。
ROMをバックアップしてイメージファイルを作るには、似非職人工房・非公認出張所 (似非なページ)にあるバックアップツール 95年10月30日版(bu951030.lzh:6748bytes)を入手してください。(直DL)
このアーカイブの中にある"MGSAVE.COM"を使います。
作成したMega Flash ROMに書き込むには、MSX Cartridge Shopのページから[Flash] - [MegaFlashROM SCC+ SD]とクリックして表示されるページの下の方にあるLegacy versions:OPF 0.78を入手してください。(直DL)
このアーカイブの中にある"OPF.COM"を使います。

ここではグラディウスをバックアップしてみます。

ROMファイルの作成

ここで紹介する方法は少々強引な手法ですので、最悪の場合は本体やROMが故障してしまいます。すべて自己責任でお願います。
まず。MSX-DOSを起動します。

MSX-DOSを起動したらそのままROMをスロットに挿します。このときポーズ状態にすると良いようです。

無事にスロットに差し込むことができたらポーズを解除します。
このときに本体がフリーズしたり再起動したら失敗です。ROMを抜いてMSX-DOSの起動からやり直してください。
"MGSAVE.COM"を実行します。

MGSAVE <出力ファイル名> /S<スロット番号(数値2桁)>

ここでは出力ファイル名を"GRA.ROM"とします。

"GRA.ROM"の出力が成功しました。

Mega Flash ROMへの書き込み

一度電源を切り、Mega Flash ROMをスロットに挿してスイッチを停止状態にしてMSX-DOSを起動してください。
MSX-DOSが起動したら、スイッチを稼動状態にしてください。
"OPF.COM"コマンドを実行します。ROMバンクのタイプは自動的に判別してくれます。うまく書き込めない場合は明示的に指定してみてください。(OPFコマンドのマニュアルを参照してください。)

OPF <ROMファイル名>



書き込みが完了したら再起動してください。
無事に成功すると、ROMが起動します。

通常ROM(32KB以下)のバックアップについて

まだ試していないですが、32KB以下通常ROMは違うツールで吸い出すことができます。
パッチワーク展示館(1号館)からNSTOOL.LZHを入手してください。(直DL)
アーカイブの中に"NSSAVE.COM"があります。
手順は同じで、"MGSAVE.COM"の代わりに、"NSSAVE.COM"を使用してください。
書き込みは"OPF.COM"でできます。

goot ホットナイフ HOT-60R

goot ホットナイフ HOT-60R

KZ AS16 私的レビュー

久しぶりにKZのイヤホンを買いました。

KZ AS16です。
過去にもレビューを書きましたが、KZの別ブランドのCCA C16と同じ片方ずつ8BAのドライバ構成です。高音域のBAが改良されている違いがあります。
KZらしく初めはぼやけ気味で各音域がばらけてうるさく感じましたが、いつも通り一晩のエージングで普通に聞けるようになりました。
CCA C16と比較すると相変わらずクリアで解像度が高く感じ、価格以上の音がしますが、良く聞くと高音域がよりクリアになっています。あえて意識して聞かない限りはわからないと思います。
若干傾向は違いますが全体的な音域のバランスは似た感じで中音域がやや強くかまぼこ型です。CCA C16より少しフラット寄りになったかなと言った感じです。

KZ AS16はこの価格帯の中では相変わらず価格以上の音質のイヤホンですが、CCA C16と比較すると音の傾向や一見感じる音質はそんなに変わらないので、どちらかを持ってたら2つは必要ないと思います。
どちらか迷ってる人は全体的に少し安く売られているKZ AS16をおすすめします。

Raspberry Pi で X68000 (RetroPie不使用)

Raspberry Pi用のX68000型ケースを前から持ってたのですが、ずっと放置していました。

やっと前からやりたかったX68000エミュレータ専用環境を作ったので、手順をメモとして置いておきます。

RetroPieへインストールする記事はよく見ますが、今回は最小限の環境を作りたかったので、Raspberry Pi 3 Model BへRaspbian Buster Liteをインストールした環境で構築しました。

Raspbian Buster Liteの場所

Download Raspbian for Raspberry Pi

環境構築

ここではX68000エミュレータpx68kの環境を構築する手順を書いていきます。OSのインストールやネットワーク等のOS環境の手順は省略します。
ユーザは'pi'でログインしていることを前提で進めます。

前準備

SDL 1.2、SDL_gfx 1.2、gitをインストールします

sudo apt-get install -y libsdl1.2-dev
sudo apt-get install -y libsdl-gfx1.2-dev
sudo apt-get install -y git

ZIP形式とLHA形式ファイルの展開のため、unzipとlhasaをインストールします。

sudo apt-get install -y unzip
sudo apt-get install -y lhasa

px68kの構築

px68kはpiユーザのホーム以下のpx68kディレクトリ(/home/pi/px68k)へインストールすることを想定して進めます

cd
git clone https://github.com/hissorii/px68k
cd px68k
make

いくつかワーニングが表示されましたが、無事に動作しているようです。

BIOSファイル配置

実行にはiplrom.datとcgrom.datが必要。
色々なサイトを参考にX68000 LIBRARYXM6 Pro-68kから拝借

wget http://www.retropc.net/x68000/software/sharp/x68bios/X68BIOSE.LZH
lhasa x X68BIOSE.LZH iplrom.dat
mv iplrom.dat ~/.keropi/iplrom.dat
chmod 644 ~/keropi/iplrom.dat
wget https://mijet.eludevisibility.org/XM6%20Pro-68k/XM6%20Pro-68k%20DLL%20Package.zip
unzip "XM6 Pro-68k DLL Package.zip" CGROM.DAT
mv CGROM.DAT ~/.keropi/cgrom.dat
chmod 644 ~/keropi/cgrom.dat

動作確認

X68000 LIBRARYからHuman68kのディスクイメージを取得して起動してみます。

wget http://www.retropc.net/x68000/software/sharp/human302/HUMN302I.LZH
lhasa x HUMN302I.LZH human302.xdf
chmod 644 human302.xdf
./px68k human302.xdf

これで起動出来たら、ひとまず構築成功です。


自動起動

X68000エミュレータ専用環境が目的なので、電源ONしたら自動的にpiユーザでログインしてpx68kの起動までできるようにしたいです。

今回はRaspbian Buster Liteが前提なのでCUIログインです。
CUIログイン時にpiユーザで自動ログインするように設定します。

/etc/systemd/system/getty.target.wants/getty@tty1.serviceファイルを編集する。

sudo vi /etc/systemd/system/getty.target.wants/getty@tty1.service

編集内容(ExecStartの定義を書き換える)

ExecStart=-/sbin/agetty --autologin pi --noclear %I $TERM

自動起動は普通に.bashrcの最後に追記しました

vi ~/.bashrc

追加コマンド

cd px68k
./px68k

これで電源を入れたらRaspbian起動後、自動的にpiユーザでログインしてpx68kが実行されます。

[F12]でメニューを開いてディスクの入れ替えや、リセット、終了を行うことができます。

最後に

Raspberry Pi 2 Model Bでも試してみましたが動作が遅く、Raspberry Pi 3 Model B以上が良いと思います。

HELMETS ミニチュアケース X68000 for RaspberryPi 2/3 [ ブラック ] MONAC-002

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レトロPCコレクション

PC-9821Xa16/R12

2018年入手
PC98のメインマシン。
http://blog-e.uosoft.net/entry/20180628/1530115023 で書いてある通り初期投資約6.6万円。
CD-ROMをそんなに使わないため、MOに換装。USBバスパワーのWindows用MOドライブが2千円ほどで手に入り、FDよりデータのやり取りが楽になりました。
結局SCSIボード(PCIバス)+MOドライブで+約5000円、Windows用のLANボード+約1000円で総計7万円を超えてます。

PC-9801EX

http://blog-e.uosoft.net/entry/20190725/1564064282 参照
2019年入手
80286とV30搭載の古いゲーム用。
約3500円のジャンク品を修理、こちらもSCSIボード+MOドライブ追加(+約5000円)
これに接続する目的で購入したわけではありませんが、手元にあった変換番長を接続してHDDも使用できるようにしました。
変換番長を除くと総計1万円以下で遊べる機種です。

PC-286C

2019年入手
http://blog-e.uosoft.net/entry/20190612/1560265878 参照
こちらも古いゲーム用。
動作品で約8000円。特に手は加えてません。
MSXと同等の手軽さでPC98のゲームができることは自分のなかでポイントが高く、実は名機種だと思っています。

PC-9801NS/L

2019年入手
http://blog-e.uosoft.net/entry/20190106/1546709390 参照
ふとPC-9801の白黒液晶のノートが欲しいと思い入手。
3000円ほどで入手したジャンク品を修理して再生。
NS/Lは白黒PC9801の中のノートの中でも特に小型軽量でこれを専門に狙ってました。

PC-9821Nx

2010年頃入手
当時約1万円
数年後バックライト故障でジャンク品とディスプレイ交換。去年またバックライト故障で冷陰極管を交換しました。
86音源搭載(YMF288)。ポイントは解像度が640x480。ほとんどの86互換FM音源搭載のPC9821ノートの解像度が800x600でDOS画面では中央に小さく表示されてしまいます。
その中で唯一640x480の機種なので、現在でも重宝しています。

FS-A1ST

2014年頃入手
当時約4万円
MSXは上位互換がしっかりしていて、turboRがあればテープ以外のゲームはほぼすべて動くので、現在はturboRのみ所有しています。
FS-A1GTはディスプレイケーブルが専用なので、普通のケーブルが使用できるFS-A1STを選択しました。
現役当時はMSX2だったので、約10年前に入手したときは最高の機種がやっと手に入った気持ちでした。
音声にノイズが乗る様になったのを機に電解コンデンサを全部交換しています。その他に2年ほど前にメモリ512KBに増設、ベルトレスFDドライブに換装をしました。
その後将来入手できなくなる可能性も考え、予備機としてもう1台初回より高い値段で入手しました。

Libretto 70

2005年頃入手
MS-DOSが手に入るうちにと思いPC-DOS2000を購入してMS-DOS専用環境にした機種。
昔所有してたLibretto SS1000が欲しかったが、結構高かったので、手ごろな値段で入手できた旧デザインのLibretto 70を選択したような記憶があります。

Vaio type W

当時流行したネットブック。他のネットブックが軒並み解像度が1024x600でしたが、その中で1366x768だったのでこれにしました。ネットブックの中では少々高価でしたが、それでも購入時5万円以下だったと思います。
これは現在も持ち続けてWindowsXP保存環境として使用しています。
Windows95時代のゲームは大抵Windows95でも動作するので、古いWindowsゲームでは重宝しています。

懐かしのホビーパソコン ガイドブック (OAK MOOK)

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ホビーパソコン興亡史 国産パソコンシェア争奪30年の歴史

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低価格で便利なマルチテスタ

コンデンサの容量や抵抗の値が簡単に見えるのがないかと思い探していたところ、便利なものを見つけました。

aliexpressで2千円ほどで購入しましたが、Amazonでも結構安く購入できそうです
外見は微妙に違うものもありますが、中身は同じだと思います。

コンデンサをセットしてStartボタンを押すだけで計測できます。


同じように抵抗値も計測できます。

さらにIRセンサで波形まで調べることができます。

他にも色々とできるようですが、説明書がないので徐々に調べていきます。

古いゲームには最適 PC-9801EX

前にPC-286Cを入手した話を書いたのですが、それはとりあえず置いといてV30マシンが欲しいと思い探してました。

候補は小型のUV11かUFだったのですが、色々見ているうちにどうせなら80286とV30の両方使える機種が良いと思ってきました。
そこでUXかEXが候補になったのですが、EXはちょうどすでにあるPC-9821Xa16と幅が同じことに気が付きました。UXは大きくて置こうと思ってるスペースには入らなさそうでした。

タイミングよくジャンク品を送料込みで3500円ほどで入手。整備済みの動作品が2万円であったのですが、サブマシンにお金をかける気はなく、賭けで選んでみました。

届いて電源を入れてみると起動せずにやっぱりかという気持ちだったのですが、試しに電源ユニットの電解コンデンサを全部交換したところ無事に起動できました。
FDDも2ドライブとも正常、FM音源も正常でおまけにCバスに2MBもメモリまで付いていたのでお得でした。
マザーボード上のコンデンサ電解コンデンサではなくタンタルコンデンサなので、まだ大丈夫かなと。いつかはこれも全部交換したいです。

予定通り空いたスペースにも収まってくれて満足です。

最後に主なスペックを書いておきますが、古いゲームには最適だとわかってもらえると思います。

CPU 80286(12MHz)、V30(8MHz)
メモリ 標準640KB、最大9.6MB
FDD 3.5インチ(2モード) x2
拡張スロット 汎用拡張スロット x3
サウンド機能 FM音源3和音、SSG音源3和音 (YM2203)
外形寸法 380(W) x 335(D) x 128(H) mm
発売 1989年4月

蘇るPC-9801伝説 永久保存版―月刊アスキー別冊

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蘇るPC-9801伝説 永久保存版 第2弾

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