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PHB EM023 私的レビュー

購入意欲が下がったといいつつ、毎月1個のペースでイヤホンを買ってしまってます。

今回はPHB EM023を紹介します。

KZ ZS6と同じようにCampfire AudioのANDROMEDAに似せたデザインです。

KZ ZS6と同じく2DD+2BA構成で、音の印象はKZ ZS10に近く、低音よりのドンシャリ傾向でボーカルが少し遠いように感じました。端子はmmcxです。

KZ ZS10より音が良く分離していて解像度も高く、KZ ZS10をリファインしたような印象です。

今回はANDROMEDAに寄せたくて緑を選んだのですが、KZ ZS6より緑が深くベント穴から除く金属のメッシュが金色で映えます。デザイン的には非常に気に入りました。

TFZのイヤホンと比較するとやはりグレードが一段劣るような感じですので、普段使いにはなりませんが、デザイン的にコレクションとしては非常に気に入りました。

 

MSXで遊ぶ! z88dk(C言語)でゲームを作ってみました

ふとMSXで自作ゲームを作りたいと思い、開発環境を整えて作ってみました。

BASICではつまらないと思い、C言語のクロス開発環境を色々試してみた結果、z88dkにしました。他の環境はそれぞれ独特の癖があったりしましたが、z88dkはANSI Cに準拠した形で書いていけば一番素直に動く印象でした。

どこかで2次元配列は使えないようなことを書いてあるサイトを見ましたが、現在のバージョンでは問題無く使えます。プログラム中で4次元配列まで使いましたが、特に問題はありませんでした。

z88dk

 ダウンロードサイト

http://nightly.z88dk.org/

こちらから最新版をダウンロードしました。

環境変数PATHへz88dkのルートフォルダ以下のbinフォルダを追加してください

環境変数ZCCCFGへz88dkのルートフォルダ以下のLib\Configフォルダを追加してください

コンパイルはbinフォルダ中にあるzccコマンドでできます。

zccコマンドのパラメータ-subtype=msxdosでmsx-dos実行用comファイルで出力され、-subtype=romでROMイメージのromファイルが出力されます。

他の環境変数まで書き換えるのが嫌なので、以下のようなバッチファイルを作り、コンパイルを実行してました。

MSX-DOS実行用comファイル作成
(ソースファイル名:test.c, 出力ファイル名 test.com)
set PATH=<z88dkのルートフォルダ>\bin
set ZCCCFG=<z88dkのルートフォルダ>\Lib\Config
zcc +msx -DNODELAY -lm -subtype=msxdos test.c -o test.com
ROMイメージ用romファイル作成
(ソースファイル名:test.c, 出力ファイル名 test.rom)
set PATH=<z88dkのルートフォルダ>\bin
set ZCCCFG=<z88dkのルートフォルダ>\Lib\Config
zcc +msx -DNODELAY -lm -create-app -subtype=rom test.c -o test.rom

パラメータの細かい意味は調べてませんが、以上のような組み合わせでコンパイルできました。

実際にゲームを作ってみました

 TI-Nspire でパズルゲームでもグラフ電卓用に作ったパズルゲームをMSX用に作ってみました。

このパズルゲームは自分のチュートリアルの意味で新しい環境で開発する際の題材にしているので、実はGB版があったりと様々な環境で作ってます。

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せっかくなので、フロッピー版とROM版を作りました。

フロッピー版はMSX-DOSのディスクへnu.comを入れて、autoexec.batで自動実行するようにしました。

ROM版は

MSXで遊ぶ! Mega Flash ROMで作り方を紹介したフラッシュROMを停止スイッチ無しで作ってそこに入れました。

OPFで出力されたROMファイルを書き込むことができます。

f:id:uosoft:20180818235904j:plain

無事に出力されたROMファイルを書き込むことができました。

ラベルまで作るといい感じになります。

f:id:uosoft:20180820001330j:plain

 

COMファイルはともかく、ROMファイルで出力されたものも結構素直に動作しました。

パラメータを変えるだけでROMファイルまで簡単に出力できるのは他の環境では中々ないので、z88dkはお勧めできます。

 

 

TFZ SERIES 2 私的レビュー (国内価格1万円以下では一番お気に入り)

一時より購入意欲が収まっていましたが、各所の評判を見たら欲しくなり、TFZ SERIES 2を買ってしまいました。

Aliexpressで4000円後半の価格で購入しましたが、国内ではAmazon等で7000円位で購入できます。

TFZおなじみのデュアル磁気回路グラフェンドライバを搭載しています。12mmと大口径の方を採用し、同じ価格帯で8.9mmのTFZ EXCLUSIVE 1TFZ EXCLUSIVE 3と比較しても繊細で解像度が高くなった印象を受けます。

音の傾向はドンシャリ傾向ですが、TFZ EXCLUSIVE KINGよりはおとなしく、長時間聴いても疲れない感じです。バランス的にはTFZ EXCLUSIVE 3に近いです。

所有している1万円以下のイヤホンでは一番のお気に入りでかなりお勧めできる機種です。

理想に近いPC98DOS環境一式を揃えちゃいました

いままでPC98の環境はノートのPC-9821Nxで遊んでたのですが、ティルナノーグ等の比較的古いゲーム等ではFDDを2ドライブ要求したり、テンキー前提の操作体系だったりして前から一通り遊べるデスクトップ環境が欲しいと思ってました。

そこで引っ越しを機にスペースを作ってデスクトップ環境を揃えることにしました。

始めはオークションでFDDが3モード対応で86音源相当が内蔵されていて古いゲーム等を実行することを考慮してCPUが486のPC-9821Ce2あたりを狙ってたのですが、ちょうど探してる時にコンデンサ交換や電池交換等をしている整備済みPC-9821Xa16/R12が出品されていました。CPUがPentiumなので躊躇していたのですが、この頃のマシンは四級塩電解コンデンサを使用して液漏れをする可能性が高いので長く使うとなると整備済みが良いと思い、少々値が張りましたが落札してしまいました。

入手した機種はCバスのスロットが3本あり、LANボードとSCSI2ボードが既に装着されていたのですが、LANボードはLAN経由でファイルをコピーできるようにするため置いといて、SCSI2ボードは使う予定がないでオークションに放出しました。

音源が無かったので、純正86音源を付けました。こちらもコンデンサ交換済みの整備品を落札しました。あと残りのスロットにはMIDIインターフェイスボードのSuper MPUを付け、すでに持っていたSC-88proを接続しました。

FDDは1ドライブしかなかったのですが、ちょうど出品されていた2ドライブ化キットを落札して2ドライブにしました。

HDDはCF-IDE変換ボードで2GBのコンパクトフラッシュがあったのですが、なるべく長く使用できるようにSLCタイプの4GBのコンパクトフラッシュに交換して、MS-DOSWindows98の2つのパーティションに分けました。

メインメモリは96GBとDOSとWIN98で使う分には十分すぎるほどあります。

これでテンキーありのキーボード、2FDD(3モード)、86音源、CD-ROMと一通り遊べる理想に近い環境が出来ました。

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部屋の形の都合上、中途半端なスペースがあったのですが、そこにコンパクトに収めることができました。

今回使った概算金額
  • PC-9821Xa/R16(整備品)              20,000円
  • PC-9801-86 音源ボード(整備品)  30,000円
  • FDD2ドライブ化キット                      7,000円
  • S-MPU/PC   Super MPU                   10,000円
  • キーボード+マウス                             4,000円
  • SCSI2ボード(売却済み)                -5,000円

合計  66,000円

SC-88proとモニター(LCD-8000V)とスピーカは既に持っていたものを使用したため、計算に入れてません。

はじめはFDD2ドライブで86音源のある1万円台のPC-9821Ce2あたりを狙ってたので予算は3,4万円程度だったのですが、自分でコンデンサ交換等をした場合の手間を考えると、これ位のオーバーは損はしてないと思います。

 

KZ ES4 私的レビュー (個人的にKZの中で大当たり)

もうしばらくイヤホンを買うのはやめようと思っていたのに、先行予約販売で$15(\1,671)という価格とDDがグラフェンコートということに釣られて、KZ ES4を買ってしまいました。

KZお決まりの個体差があると思いますが、手に入れた個体のレビューをそのまま書きます。

1BA+1DDの2ドライバ構成でDDはTFZのイヤホンと同じグラフェンコートです。

形状はネットワーク回路基板が見えたりとKZ ZS10と似てますが、もっと小さく、ZS5ZS6と同じくらいです。

音質は個人的には大当たりの機種でした。

低音が強めですが、ZS10より高音が聴きやすく(重さやバランス的にずれない?)、解像度も十分です。

DD担当の中低音は特に解像度が高く感じ、特にギター等の弦楽器は気持ちよく聴けます。BA担当の中高音は若干解像度が落ちる感じはありますが、音が悪くなったわけではなく、丸く優しい感じになったように聴けます。

ZS10ZS5ZS6と比較すると、ドライバの数の差のせいか音が多いときに若干混ざった感じがしますが、逆に全体的に各音程がスムーズにつながってるように聴こえます。

グラフェンコートのせいか、音の感じが他のKZよりTFZに近い印象を受けました。少しクリアさは劣りますが、TFZ EXCLUSIVE 1に低音を強くしたようなイメージでした。

ここで比較したイヤホンは5千円前後ですが、それらと比較できるほどの実力を持ってます。Amazon等の国内でも3千円前後で手に入りますが、音の傾向が違うだけで、実際に感じた性能はZS10ZS5ZS6に匹敵するの実力を持っていると思います。

KZ ZS10 私的レビュー

先行予約販売で予約したKZ ZS10がやっと届きました。

色は赤でDDは勾玉でした。

結構個体差があるようで、評価もまちまちなのですが、手に入れた個体のレビューをそのまま書きます。

始めは巷で言われている通り、低音は強めで、解像度が高く気持ちよく聴けるようになってたのですが、高音が籠っているような感じでボーカルも遠く感じでした。

イヤーピースを色々試したところ、SpinFit CP100だと高音の籠りもなくなり、クリアに聴けるようになりました。ところがしばらくするとまた籠り気味に。どうも筐体の大きさと重さから、装着後ずれてしまい、うまく音が鼓膜までスムーズに届かなくて籠って聴こえてしまってるような感じがします。

SpinFit CP100装着の状態の感想としては、低音から高音までZS6よりさらに解像度も高く、高音の刺さりもなく聴きやすくなった印象です。

高音と中音がやや弱く、低音と比べてボーカルが少し遠く感じ、ピラミッド型のようなバランスです。意図的にこのようなバランスにチューニングしたというよりは、DDと比較してBAの出力が弱いような印象を受けました。

バランスが破綻しているわけではないので、いままで低音が強めのイヤホンを持ってなかったので、これはこれでアリだと思いました。

他の個体はどうかわかりませんが、解像度と音の分離感やクリアな点から5000円前後の価格帯のイヤホンの中ではかなりの性能だと思います。

もっと格上のTFZEXCLUSIVE KINGTFZ KING PROがあるので、普段使いのメインにはなりませんが、低音を楽しみたい時はこれを使うと思います。

 

ONKYO rubato DP-S1A 旧機種と見た目は同じでも音質は全く違います

SHANLING M3Sのボリュームが壊れてしまい、押したまま戻らなくなってしまいました。修理のため中国まで送ったため、いつ戻るかわからない状態に。でも、バランス環境で聴きたく、ついONKYO rubato DP-S1Aを買ってしまいました。

実は過去に旧機種のDP-S1XDP-30Rも所有したことがあるのですが、XDP-30Rは自分には低音が強すぎて好きになれず、DP-S1はフラット傾向でバランスは良く、1つ1つの音もXDP-30Rよりクリアで良かったのですが、全体的におとなしく感じあまり楽しく聞けず、すぐに手放してしまいました。両方ともオークションで中古を購入し、そのままオークションで手放したので、ほとんどマイナスにはなりませんでした。その後、SHANLING M3Sを買った次第です。

このことからはじめはDP-S1Aを買う気は全く無く、AK70MKIIの中古を狙っていたのですが、意外に評判が良く、旧機種と比較してなかなか値下がりしないので気になり始め、ヨドバシカメラで試聴したところAK70MKIIよりギターのディストーションサウンドが気持ちよく聞けたので、早く欲しくなりその場で購入してしまいました。

音質はDP-S1と全く違います。音が太くなり、つやのある滑らかなサウンドに。だからと言って解像度が低く感じるわけでもなく、むしろさらに向上しています。このことにより、弦楽器が非常に心地よく聴こえます。

バランスは割とフラットだったDP-S1と比較して低音が少し強くなってます。ベースやバスドラム等の低音の楽器でもアタックから減衰まで音の強弱が良くわかり、目の前で聴いているような感覚で、個人的に低音を強調するのは好きではなく、フラット傾向が好きなのですが、この 強調のしかたはアリだと思いました。(強調とは言ってもそこまで強いわけではなく、中高音が割とフラットなので、それと比較して少し強くした程度)

中高音もDP-S1と比較するとそれぞれの音に倍音が加わって音が太く迫力が出た感じです。アナログ的な艶も感じながら、解像度も高いのも感じ非常にクリアです。特にギターのオーバードライブやディストーションのサウンドは心地良く、ずっと聞いていたくなります。

どちらかというとXDP-30Rに近いバランスなのですが、低音に注力したようなXDP-30Rよりその質を全音域に渡って確保したような感じです。

 自分もそうですが、旧機種で落胆した人は一度忘れて新しい気持ちでDP-S1Aを試してください。見た目は同じでも音質は全く違います。

レビューで買ってもいない人が、同じDACオペアンプを使用してるからあまり期待できないようなことを書いてますが、アンプいじりの経験から同じICを使っても回路やコンデンサ等の別のパーツでいくらでも音は変わることを知ってます。

DP-S1は使い始めは音が籠ってました。この現象が出た方はすぐにダメ判定しないでください。これはOS-CON(導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ)を採用したことによるもので、OS-CONは電気的な特性上安定するまで時間がかかります。一晩エージングするだけで印象は変わると思います。

本当はSHANLING M3Sとの比較を書こうとしたのですが、手元に無いと意外と音を忘れてて書くことができませんでした。SHANLING M3Sも大変気に入ってたので、音の傾向は違えど、音質の満足度が同等だと思います。SHANLING M3Sが修理を終えて戻ってきたら、どちらかが室内用でどちらかが持ち歩き用になると思います。そして、SHANLING M2SがUSB DAC専用になりそうです。(SHANLING M1はオークションに放出してしまいました)